【2023年4月17日】伊藤美藝社製版所は、本紙色校正を効率化させた次世代のデジタル色校正機「Proof Jet F1100AQ」を東京支店に導入した。
同機により、デジタルカラーマッチングにより安定した品質の本紙⾊校正を最少1部から出力可能。印刷時に、紙の使用を大幅に削減でき、アルミ製の「版」が不要になるなど、従来の本紙⾊校正よりさまざまな無駄を削減可能。
工程削減が図れたことで短納期でも無理なく対応。最短夕方入稿翌朝納品を実現した。
Proof Jet F1100AQ
従来、本紙を使った色校正は「本機色校正」「平台色校正」の2種類だった。本機色校正は実際のオフセット印刷機で刷る色校正で、再現性は高いが大量の紙と版が必要となる。
平台色校正は本紙を使った色校正において現在の主流。紙の消費を減らすことはできたが、版は必要となる。
また平台校正機は、環境問題からメーカーがの新たな製造・メンテナンスサービスを終了している。
第三の選択肢に次世代機プルーフジェットが登場。高品質の色校正を1部から印刷でき、環境負荷も軽減する。
特徴はインクジェット方式を使った本紙色校正であること。以前はインクジェットに対応する用紙でなければ印刷することができませんでしたが、プルーフジェットは、油性オフセット印刷の紙に対応できるようになり、本紙色校正が可能なった。
印字方法:ピエゾインクジェット方式
用紙位置決め:3点ピン(0.5mm高さ)当て(マニュアルセット時)
印字解像度:1,200×900dpi、1,200×1,200dpi
印字モード:単方向
最大用紙サイズ:1,100×800mm
最大印字サイズ:
1,060×760mm(自動給排紙時推奨サイズ)
1,100×800mm(マニュアルセット時最大サイズ)
最大用紙厚:1.2mm
伊藤美藝社製版所
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