【2022年11月29日】富士フイルムビジネスイノベーションアジアパシフィック(シンガポール)はこのほど、同社が主催のデジタル印刷作品を評価するコンテスト「Innovation Print Awards(イノベーション・プリント・アワード(IPA)」の2022年度の入賞作品を発表。日本企業の2作品が第1位を獲得した。
IPAは、2008年からアジア・パシフィック地域で毎年開催しており、富士フイルムビジネスイノベーションのプロダクションプリンターまたは富士フイルムの「Jet Pressシリーズ」や「Acuityシリーズ」を使って制作された作品を応募対象としている。
通算で15回目の開催となる本年度は、アジア・パシフィックの12の国と地域から193作品の応募があり、その中から47作品が入賞作品として選出された。
日本からは、「芸術関連作品」のカテゴリーで昌栄印刷が制作した「“ART JACKET” series」が第1位を獲得。
またダイレクトメール」のカテゴリーでは、竹田印刷の「SDGs貢献製品 デザインを活かして誰もが活躍する社会を – 障がい者アートの、活用 -」が第1位を獲得した。
応募作品は、アジア・パシフィック地域で開催される印刷関連のイベントや展示会などで紹介され、応募者である印刷会社やデザイン会社は、自身の技術・発想力を国際的にアピールする機会を得られる。
「芸術関連作品」カテゴリー 第1位
“ART JACKET” series
昌栄印刷 (大阪府大阪市)
出力機種:Iridesse Production Press
レコードのジャケットにアーティストの絵を大胆に描き、多彩な色合いを特殊トナーで表現。レコードを聴くだけではなく、「見て」「飾って」楽しめる作品。
「ダイレクトメール」カテゴリー 第1位
SDGs貢献製品 デザインを活かして誰もが活躍する社会を – 障がい者アートの活用 –
竹田印刷(愛知県名古屋市)
出力機種:Iridesse Production Press
企業の販促ツールに、環境に配慮した用紙と障がい者アートを採用し、SDGsに貢献する印刷物に昇華させた作品。
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