【2020年10月28日】ホリゾンは10月28日、滋賀県高島市の本社びわこ工場内に、「Horizon Innovation Park」をグランドオープンした。
「Horizon Innovation Park 」は、同社の最新製品やパートナー企業のプロダクションプリンタが展示されるなど、同社の技術開発と情報発信の拠点となる施設。
ショールームに加え、トレーニングルーム、セミナールーム、検証センター、動画配信スタジオ、飲食スペース、PRINT LAB.などの設備を有する。
施設は、地上2階建て、延10,000 ㎡。
同社では27日、オープンに先駆けて施設を報道陣に公開した。
「ショールーム」は、ワークフローオートメーションと、フィジカルオートメーションの融合がコンセプト。1,500㎡の展示面積があり、パートナー企業と連携し上流システムから印刷、後加工、デリバリーまでの工程を自動化、省力化する印刷製造システムを紹介している。
展示品では「スマートスタッカー連動無線綴じ製本システム」がコニカミノルタのAccurioPressC14000と接続しての展示。「ロボット連動無線綴じ製本システム」は、人手を介していた部分にロボットアームを配置し、省人化のサンプルをデモンストレーションしている。
目玉となったのは、「無線綴じ書籍のオンデマンド生産ライン」で、SCREENグラフィックソリューションズのロール式高速モノクロインクジェット印刷機「Truepress Jet520HD mono」を前後装置と連携し、世界初展示している。
このほか、「インクジェットプレスインライン製本システム」や「紙折機連動中綴じ製本システム」「プリンターインライン無線綴じ製本システム」「プリンターインラインカットシステム」「ロータリーダイカットシステム」などをデモンストレーションしている。
また、自動用紙搬送システム「AGV」が場内の床に貼付されたQRコードを読み取り自動で用紙などを運ぶ様子も見学できる。
同社ではこの「Horizon Innovation Park」を製品展示の拠点として活用する予定で、コロナ下で開催が難しい大規模展示会を補うことも視野に入れる。
ロボット連動無線綴じ製本システム
Copyright © 2025 プリント&プロモーション . ALL Rights Reserved.