【2020年4月17日】サイングラフィックスやディスプレイ製作などで知られるビーアンドピーが、新型コロナウイルス対策に貢献し話題となっている。
同社が注目されたのは、4月10日に放送された番組NHK「シブ5時」の「3Dプリント人工呼吸器モデル」の実用化プロジェクトというニュース。内容は、全国の医療機関が、新型コロナウイルスの感染拡大で人工呼吸器が不足する中、3Dプリンタで量産できる簡易人工呼吸器の実用化を目指しているというもの。
3Dプリンタで作成すれば、「複雑な形にも素早く対応可能」「完成品を配送するより、製図データを送るだけで普及できる」といった利点がある。
同社では試作と同時に、この日の番組にその部材を提供した。プリントはFDM方式でデータ支給から、部材の配送までわずか3時間30分で行った。
同社ではこのほか、コロナ対策関連の製品で「フェイスシールド」や「ドアオープナー」などのグッズ制作依頼が多く舞い込んでおり、その数は20件に上る。
同社では、3Dプリントの受託製造サービが広がっていることから、この分野でのさらなる業務拡大を目指す。
ビーアンドピー「NHK『ニュース シブ5時』で3Dプリントが紹介されました。」
https://www.bandp.co.jp/news/2020/04/10/521/
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