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「第72回 広告電通賞」 総合賞にはパナソニックと福島民報社を選定

【2019年5月29日】電通はこのほど、「第72回 広告電通賞」の受賞企業を発表。総合賞にパナソニックと福島民報社の2社を選定した。パナソニックは4年ぶり32回目、福島民報社は初の受賞。なお、総合賞に複数社が選定されたのは今回が初めて。

広告電通賞は、1947年に創設された日本で最も歴史のある総合広告賞。
公的機関である「広告電通賞審議会」によって運営されており、優れた広告コミュニケーションを実践した広告主を顕彰することで広告主の課題解決の道を広げ、日本の産業・経済・文化の発展に貢献することを目指している。
選考は全国の広告主や媒体社、クリエーター、有識者ら約500人から構成される選考委員により行われている。

選考の対象となった広告は、2018年4月1日から2019年3月31日まで(「アクティベーション・プランニング」は2018年3月1日から)に実施されたもので、選考委員会にかけられた点数は1,424点。5月14~23日に東京で開かれた最終選考会、最終選考委員総会を経て、入賞全57点が決定した。

総合賞に決定したパナソニックは「デジタルコミュニケーション」最高賞、「フィルム広告」金賞、「OOH広告」銀賞を、福島民報社は「アクティベーション・プランニング」最高賞、「プリント広告」金賞、「フィルム広告」銀賞を獲得するなど、両社ともに広告活動全般にわたる優れた成果が評価されました。

印刷関連の部門の最高賞は、「プリント広告」は宝島社、「オーディオ広告」は大日本除虫菊、「フィルム広告」はそごう・西武、「OOH広告」はNTTドコモが選ばれている。

同賞は今回から、賞の体系の明確化のために、各賞の名称を「総合賞」(総合広告電通賞)、「特別賞」(広告電通賞特別賞)、「最高賞」(広告電通賞)、「金賞」(最優秀賞)、「銀賞」(優秀賞)、と変更している(カッコ内は旧名称)。
また、部門では、従来の「新聞広告」「雑誌広告」を統合再編し「プリント広告」を新設したほか、「OOHメディア広告」を「OOH広告」に、「デジタルメディア広告」を「デジタルコミュニケーション」に変更し、それぞれの部門のカテゴリーも再編した。

なお贈賞式は、7月1日に東京・港区のグランドプリンスホテル新高輪・国際館パミールで行われる。

 

入賞作品一覧

https://adawards.dentsu.jp/assets/daaDownload/daa72/72list_190528.pdf

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