【2018年9月25日】日本HPはこのほど、段ボールなどパッケージ製造で知られるレンゴーが、インクジェット輪転印刷機「HP PageWide T1190 Press」導入の決定を発表。
レンゴーでは、2019年夏までに稼働させるとしている。
同機の導入は、アジア太平洋地域と日本での「HP PageWide T1190 Press」では初めてで、レンゴーでは段ボール分野のデジタル印刷へ本格的に参入にすることを目的としている。
「HP PageWide T1190 Press」は水性6色インク搭載で、最高印刷速度305m/分の生産能力がある。デジタルプリントにより、ユーザーには柔軟な在庫管理、短期間での製品の市場投入、多様なメディア選択や忠実な色再現などのメリットがある。
また、インクはUV反応性の化学物質を含まず、食品・飲料包装などの成長分野に加え、ペットフード、育児用品、玩具、医薬品、化粧品など、においにセンシティブな用途での使用に適している。
レンゴーは、汎用的な段ボールからグラフィックを多用した美粧段ボール、POPディスプレイまで、幅広い製品を取り扱っており、菓子、食品、飲料、雑貨など、さまざまな産業の主要ブランドに製品を提供している。
1909年創業で、本社を大阪に構え、東アジア全体に工場があり、アジアで最も大規模に段ボール事業を展開。業界をリードする段ボールメーカーとして、日本、中国、タイ、ベトナム、マレーシア、シンガポール、インドネシア、米国・ハワイなど170近くの製造拠点を有している。
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