【2017年6月2日】共同印刷は6月1日、同社の越谷工場について、2016年12月から開始した旧棟の解体工事が5月中に完了。新棟の建設工事に着手した。ことを発表した。
越谷工場は情報コミュニケーション部門の製造を担う拠点。都心への好アクセスを生かし、印刷に加え、グループの物流拠点としての機能を整備する。
同工場は1968年に金属印刷の工場として竣工し、近年は、同グループの共同オフセットが運営を担い、出版や一般商業印刷を行っていた。
共同オフセットが2016年4月に同グループの共同印刷製本と合併したことに伴い、一部が遊休資産となっていた。
今回、都心へのアクセスに優れた立地を活用し、物流拠点としての機能も整備するため、工場の建て替えを決定。
新棟は、印刷工場棟と、倉庫や荷捌きスペースを兼ね備えた物流棟で構成される。
なお、建て替え工事中も並行して印刷作業を行うため、工期は2期に分かれ、Ⅱ期工事はⅠ期工事完了後の2018年度に着手。工事全体の整備完了は2019年度を予定している。
物流棟の事業運営は、共同印刷グループの共同物が行う。
【越谷工場 新棟(建て替え)の概要】
工場名:共同印刷 越谷工場
所在地:埼玉県越谷市七左町4-301
建築面積:10,408.79m2(3,148坪) ※延床面積 18,309.50m2(5,538坪)
建物概要:鉄骨造2階建
設計・施工:株式会社フジタ
投資額:約36億円
用途:活版印刷工場、物流倉庫
スケジュール(予定):Ⅰ期工事 [解体工事:2016年12月~2017年5月、新棟建設:2017年6月~2018年1月]
Ⅱ期工事 [解体工事:2018年 5月~2018年6月、新棟建設:2018年7月~2019年3月]
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