【2026年7月23日】TOPPANは7月22日、アップサイクル、ネスレ日本、サラヤ、大本紙料、神戸市の6者共同で、「紙パッケージの再資源化のしくみ構築プロジェクト」を開始した。

神戸市内の資源回収ステーション「エコノバ」4カ所に回収ボックスを設置し、「ネスカフェ エコ&システムパック」や「ヤシノミ洗剤」詰替用パッケージなど、複合素材のため従来は可燃ごみとして扱われてきた紙パッケージを回収する。回収した紙パッケージはハンカチなどにアップサイクルし、協力した市民に寄贈する予定。協定期間は2027年3月31日までとしている。
アップサイクルは、持続可能な社会の実現をミッションに掲げ、ネスレ日本、神戸市、TOPPANなどが参画し2023年2月に設立された団体。現在は50以上の企業・団体が参画している。
使用後の紙資源や未利用の間伐材を紙糸に変えるプロジェクト「TSUMUGI」を推進しており、店舗やECサイトでの販売のほか、参画企業のユニフォームやノベルティとしても活用されてきた。今回のプロジェクトは、この仕組みを紙パッケージの再資源化に応用する。
各社の役割は、TOPPANが連携事項の全体管理と広報・啓発活動、アップサイクルが回収した紙パッケージのアップサイクル製品化と広報・啓発、ネスレ日本とサラヤが自社紙パッケージの回収・資源化の仕組みづくりと広報・啓発、大本紙料が紙製品回収の知見を生かした回収、神戸市が回収場所の提供と回収ボックスの管理・運用、市民への広報・啓発を担う。

TOPPANはパッケージを起点としたサステナブルブランド「SMARTS(スマーツ)」を展開しており、今回のプロジェクトを通じて業界の垣根を越えた共創による循環型社会の形成に貢献するとしている。
一方の神戸市は、再資源化が難しいとされる防水加工を施した紙パッケージを市民の協力のもと回収し、ごみの減量・資源化に関する市民意識の醸成につなげたいとしている。
TOPPAN
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