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セイコーエプソン 小型で軽量な分光カメラを開発 ラインに組み込み低コストで検査可能

【2019年12月9日】セイコーエプソンは、各種製造ラインに組み込める小型で軽量な分光カメラを開発。第1弾として、2020 年度中に可視光領域を対象にした分光カメラを市場投入する。

新製品は、製造業でのロットごとの色味検査で、「色のバラツキ検査」「表面コーティングの確認検査」などを行える特殊なカメラ。 RGBカメラでは取得できない詳細な色情報を判別可能で、これまで目視に頼っていた検査の置き換えに適している。
また、従来のラインセンサー方式による分光カメラが、大型、高価で、スキャンした後に画像を合成する場合もあるなど、手間とコストがかかっていたが、新製品は小型、軽量でコストも抑えており、この課題を解消できる。

なお、同製品は12月18日(水)~12月21日(土)まで、東京ビッグサイトで開催される「2019国際ロボット展」のエプソンブース(ブース番号 S1-02)で参考出品される。

 

「分光カメラ」の主な仕様

波長帯域 400~700nm
バンド数 16 バンド
波長分解能 45nm
画像解像度 1,024 × 768 (XGA)
サイズ 35 × 40 × 70 mm
重量 175g
レンズマウント C マウント
動作温度範囲 +5~+40℃

2019 国際ロボット展
https://biz.nikkan.co.jp/eve/irex/

 

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