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電通 生成AI活用の新手法「DNAマーケティング」開発 広告出稿で見えづらかった関連性を追求

【2026年7月28日】電通は、生成AIを活用し、ブランドやコンテンツ、メディア、地域など多様な対象の価値を共通の構造で捉え、本質的な親和性の高い組み合わせとその根拠を発掘する新たなマーケティング手法「DNAマーケティング」を開発した。

この手法は、マーケティングの対象が持つ機能的価値、情緒的価値、体験価値、文化的背景などを「DNA」として整理し、両者が共有する価値や、生活者に共感が生まれる可能性を分析するもの。
生成AIを活用して候補群を広く評価することで、担当者の経験や既存指標だけでは見いだし難かった組み合わせを、その根拠とともに提示できるという。

価値構造の設計と評価基準には、電通のマーケティング・クリエイティブ実務やコンテンツ・メディアビジネスで蓄積してきた知見を実装。過去のコラボレーション事例や成否を分けた特徴、避けるべき組み合わせといった、公開情報からは得られない現場の暗黙知もデータとして組み込んでいる。

目的に応じて設定した2つの対象群の間で、多数の候補を評価し親和性の高い組み合わせを発見するもので、「ブランド×コンテンツ」「スポーツ×企業」「コンテンツ×メディア」「地域×生活者」など、対象が異なる複数のマーケティング課題に横断的に適用できる。

従来、「ブランドとコンテンツ」「スポーツと企業」といった対象候補の選定・評価は、担当者の経験や既存カテゴリ、個別の指標に依存しやすく、多数の候補を一貫した基準で比較し、親和性の根拠を合理的に説明することが難しかった。

同社はこの課題を踏まえ、各対象が持つ機能的、情緒的、体験な価値と文化的背景などを「DNA」として構造化し、生成AIで経験や既存指標だけでは見いだしにくい組み合わせを根拠とともに提示する手法を開発した。

活用事例としては、コンテンツ企業のドラマ作品を「人生の岐路に立つ人々の群像劇」などのDNAとして構造化し、テレビ番組枠側のDNAと照合して親和性の高い出稿枠を提示した事例や、飲料メーカーのブランド価値を「一日の締めくくりのささやかな贅沢」などのDNAとして構造化し、動画プラットフォーム上のコンテンツ文脈と照合して配信設計につなげた事例を挙げている。

同社は今後、DNAマーケティングをAI活用型マーケティングソリューション群「AI For Growth Suite」などに組み込み、適用領域を拡大していく方針。

電通 AI For Growth
https://www.dentsu.co.jp/labo/ai_for_growth/index.html

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