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デコス 新聞紙を主原料としたセルロースファイバー断熱材「デコスファイバー」のエコリーフ認定を更新

【2024年6月22日】デコスは5月30日、新聞紙を主原料としたセルロースファイバー断熱材「デコスファイバー」のエコリーフ認定を更新した。

「デコスファイバー」は、建築業界において、建築時のCO2排出量の見える化のニーズが高まる中、国内の建築用断熱材で唯一、CO2排出量を公開しており、近年では、環境性能を重視した大型物件で採用が続いている。

「エコリーフ」認定は、商品・サービスの原材料調達から廃棄・リサイクルに至るまでのライフサイクル全体を通した環境負荷を定量的に開示、公開している環境ラベル。
欧州・米国では多数の建材・設備に置いて、エコリーフのような、全ライフサイクルにおける環境影響を可視化した環境認証の取得・データ蓄積が進んでいるものの、日本国内においてはデータが不足している。
しかし近年は、国内でも環境性能の高い「グリーンビルディング」が普及し始めたことで、建設・不動産業界では、建設時におけるCO2排出量の算定ができる(=製造時のCO2排出量を公表している)建材への需要は高まっている。

デコスファイバーは、製造時に熱(溶解・乾燥)、水(洗浄・冷却)を使用せず、電気エネルギーのみで製造されている。
また、製造段階で排出される廃棄物も 100%リサイクル活用。廃棄物は石炭の代替となる固形燃料「RPF(Refuse derived paper and plastics densified Fuel)としてセメント工場で再利用している。
埼玉県と山口県の工場から全国への発送にはトラックのCO2排出量を抑えるため、JR貨物を利用する
 「モーダルシフト」を採用している。

デコスファイバー
https://ecoleaf-label.jp/epd/1590

デコス
https://www.decos.co.jp/

 

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