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大日本印刷 「DNP透明蒸着フィルム IB-Film」を産業用途に活用強化

【2019年8月16日】大日本印刷(DNP)は、「DNP透明蒸着フィルム IB-Film」について、ディスプレーなどの産業用途の各種製品に組み込むための基材として開発し、販売を強化する。

「DNP透明蒸着フィルム IB-Film」は、透明で水蒸気と酸素に対するバリア性に優れたフィルム。DNPでは今後、バリア性を包装用以上に高めるとともに、フィルムの複数の層の構成を工夫して、機械適性や光学特性を高めていく。

製品は1998年に量産開始し、これまでに食品・生活用品の包装や輸液バッグなどの医療用途に提供してきた。また、新たな用途として、液晶ディスプレー用のバリアフィルムとしても用いられている。

DNPは同フィルムを、各種光学フィルムへの転用やプリンテッドエレクトロニクス用基材として展開。産業用途向けバリアフィルム関連製品で2022年度に年間100億円の売り上げを目指す。

 

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