【2024年10月26日】電通グループは10月から、文化服装学院と共同で、Roblox Corporation(米国カルフォルニア州)の公式支援のもと「デジタルファッションプログラム」を開講する。同社が公式に支援するプログラムは日本初。
このプログラムは、Roblox社が提供する没入型ソーシャルプラットフォーム「Roblox」を活用したもので、急拡大するデジタルファッション市場でのクリエイター育成やキャリア支援の推進を目的とする。
デジタルファッション市場は、2024年第2四半期には1,800万人のユーザーが毎日Roblox内のアバターアイテムなどを売買するショッピングサイトを訪問。あわせて、ファッションブランドやラグジュアリーブランドの参入が相次いでおり、メタバース上でバーチャルコレクションを発表するブランドなども登場している。
Roblox上でもアバター向けファッションやアクセサリーの着せ替えが活発で、ゲーム開発者だけでなくデジタルファッションのクリエイターも活躍しており、デジタルファッションデザイナーは新たなキャリアとしても注目されている。
また、デジタルファッションは製造・運輸・廃棄といった工程がないため、サステナビリティ意識の高いZ世代から特に高い関心を集めているという。
同プログラムにより、制作工程や流通・販売に関する授業を通じ、ビジネス感覚の養成も支援。さらに、Roblox上で制作したデジタルファッションをリアルの作品として制作・再現し、さまざまな企業パートナーなどの協力のもと、実際にギャラリー展示する場を設ける予定。
文化服装学院
https://www.bunka-fc.ac.jp/
「House of Creators」プロジェクト
https://www.group.dentsu.com/jp/news/release/001304.html
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