【2017年1月8日】丸善京都本店に併設している「MARUZEN café」(京都市中京区)では、浄土宗総本山知恩院(知恩院)の大方丈にある狩野尚信の金碧障壁画「仙人図」4面の高精細複製の展示している。
複製技術の提供は大日本印刷(DNP)が行った。
この高精細複製画は「伝匠美(でんしょうび)」とよばれるDNPの特許技術で作成されており、金箔上に直接高精細印刷できることが特長。
今回は、京都・文化遺産アーカイブプロジェクトの一環として、DNPが文化財の公開と保存の両立を目的に製作した。
金箔上の松枝のような濃墨の階調や立体感、胡粉や岩絵の具で描かれた衣装の質感などを忠実に再現しており、実物では不可能な直近で狩野尚信の生き生きとした運筆を堪能できる。
また、DNPは1月27日(金)、「MARUZEN café」で京都・文化遺産アーカイブプロジェクトとして、有識者や今回のプロジェクトにかかわった技術者が講演する「京都文化遺産講座」を開催する。
「京都文化遺産講座」開催概要
日時: 2017年1月27日(金)18時~19時30分(約90分)
場所: MARUZEN café(京都市中京区河原町通三条下ル山崎町251 京都BAL地下2階)
講演者: 浄土宗総本山知恩院 執事 鶴野重雄 氏
講演内容: 『大政奉還150周年記念』文化財にこめられた心
放映映像: 高精細映像作品『浄土宗総本山知恩院』 (京都・文化遺産アーカイブプロジェクト)
定員: 先着約40名
参加費 : 1,000円/人(飲物代込)
申込み:丸善京都本店WEBから
https://honto.jp/store/news/detail_041000020690.html
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