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【この人に聞きたい】長田広告「にゃがた将軍さま」 SNSから媒体社を分かりやすく発信 フォロワー急増中!


【2020年10月6日】長田広告は1963年に創業、主に屋外広告看板で多くの媒体を持つ会社だ。ロードサイドにある野立て看板では日本でトップクラスの保有数がある。

その長田広告がTwitterで新たなキャラクターを生み出し、一般の人たちや異業種と交流を始めた。
そのキャラクターの名前は「にゃがた将軍」、戦国武将モチーフの猫のアイコンが愛らしいこの将軍さま。普段は企業との取引が中心の同社が、親しみやすいキャラクターでツイートを始めたのはなぜか?ちょっと前からフォローし、交流していた記者は気になりすぎが高じて同社を訪問。「にゃがた将軍さま」と「長田広告公式アカウント担当」、更に将軍直属の老中・こばにゃんに話を聞いた。
(文中の将軍さまの口調はキャラのままです)


にゃがた将軍さま(左)と公式こと石川さん。老中は写真NG

 

にゃがた将軍さまはサイネージ担当

――にゃがた将軍さまってなんで生まれたんですか?別に「長田広告公式」のTwitterアカウントがありますよね
にゃがた将軍さま(以降:将軍) うむ。長田広告は屋外広告の会社なのじゃが、今は動画を放映できる屋外ビジョンもたくさん持っておるのじゃ。看板将軍は主にビジョンのPRをする目的で今年(2020年)6月に誕生したのじゃよ。

――そうなんですね。分担の違いですか!それにしてもフランクな感じで話しかけていますよね~
長田広告公式(以降:公式) その点は補足させてください。

――公式さんも来ていただいて、ありがとうございます
公式 いえいえ。当社は野立ての看板やビルボードを取り扱う媒体社でし(広告の場所を提供する会社)です。ロードサイドなどで見るあの看板は、テレビCMや新聞広告などとは異なり、地域密着型なのです。
ですから、その地域に何か貢献できることはないか?と探すうちにTwitterならコミュニケーションをとりながら、地域貢献できる、さらには長田広告を知っていただくこともできると考えたのです。

将軍 公式さんの方はどちらかというと、企業らしい内容で発信しておるのじゃ。
将軍の方は、もっと親しみやすい形で交流できるキャラクターを考える中で誕生したのじゃよ。

老中・こばにゃん(以降:老中) 以前から、当社には公式サイトはもちろん、公式Twitterもありました。しかし、この二つがかみ合っておらず、うまく使い切れていなかったのです。
そこBtoBでの交流の必要性も感じており、今の公式さんがこういったことに詳しいので、2年ほど前からサイトやTwitterを連動させて、BtoBで情報を発信し、交流を始めました。

公式 企業を広く知らしめるために、公式サイトを作り、そこをしっかり見ていただくというのが公式Twitterの役目だと考えています。


扇子をもってご満悦のにゃがた将軍さま

――そこからにゃがた将軍さまの発言の柔らかさはかなり大胆でおもしろいですよね。どうやって今のキャラに?
将軍 特別に面白くしているつもりはないのじゃ。「公式さんよりフレンドリーに」というイメージはあったが、Twitterを楽しむ感じでみんなとワイワイしているのじゃ。企業としての堅さを取っ払って、接しやすい感じになっておればいいかなあとは思っておるぞ。

――けっこう自由な感じで発言されていますが、どんなことを発言するなどの決まりごとは?
将軍 一応、長田広告のビジョンや広告媒体に関してPRする内容は発信しているのじゃ。ただ、お友達になった企業さんのやっているキャンペーンや、うちとは直接関係ないほかの会社の宣伝もたくさん…(笑)。
(全員爆笑)

――親しみやすさと自由度があって楽しいですが、特に丁寧語も使わないキャラですし、会社としては心配なところもあるのでは?
老中 そこはある程度節度を持ってやってもらっており、信頼していますね。将軍さまの“中の人”のキャラクターも非常にいいので、自然に交流してもらって、そこに乗っかっている部分はあります(笑)。

将軍 信頼されておるのは、うれしいのじゃ。

公式 丁寧語の話がありましたが、「将軍」というキャラなので、ちょっと上から物を申しても大丈夫なところがあるようです(笑)。
公式の場合は、企業の発信なので楽しくもしますが、基本的には堅い内容が多いのです。

 

フォロワー急増その秘密は?

――いや、公式さんの方もなかなか面白い内容が多いですよ
最近はちょっとくだけた内容も…。当社の上司からフォローが増えるたびに、少しビクビクしていますが(笑)。

老中 公式との使い分けで、最初に考えたのが、デジタルサイネージのことなら何でもわかるサイネージ将軍というようなものでした。将軍だから偉そうというのではなく、その知恵で一番に答えられる、みんなが集まってくれるイメージで「将軍」が適当だろうという話もしましたね。強いのではなく、知っているから頼れる存在が「将軍さま」なんです。
フォロワーの方の中には、自ら下になって将軍さまを立ててくれる動きもありまして、ありがたいことに将軍さまとしては「上からいじる」ような形も可能で、非常に交流しやすい状況になっています。

将軍 皆、わが家臣なのじゃ!(笑)

――「じゃ」という語尾もいいですね。キャラがしっかりしていてうらやましいです
将軍 褒めてくれてありがとうなのじゃ。「なのじゃ」は語尾で印象に残してやろうと思ってつけ始めたのじゃ。でも140文字制限のTwitterで、大変な時もあるのじゃ。最後に「なのじゃ」と入れてしまうと全部入らなかったり、たまに入れ忘れておったり…(笑)。
ここだけの話、最初は「なのじゃ」はつけていなくて、途中からだんだんキャラが固まったという経緯もあるのじゃ。

――最初から、「じゃ」ではなかったんですね。あの猫は、どういう意味が?
将軍 単純に猫が好きだからなのじゃ。初代のイラストは将軍の母親が描いたものなのじゃよ。
そして「長田」を「にゃがた」と読ませたい、と将軍が個人的に野望を持っておったのじゃ。
※9月下旬に名前が「長田広告٩( ᐛ )<にゃがた将軍なのじゃ!」に変更されている


初代アイコンは母上のお手製(左)。2代目(右)から3代目を経て最新は4代目?

――「バズり」などは意識されますか?
将軍 意識することもあるのじゃが、「これはいける!」と思ったときはだいたいダメで、思わぬものがバズったりするのじゃ。※バズったことはまだないのじゃ!

公式 同じです。思わぬものがバズりますね。PRしたいなあと思ったものはあまり反応がよくなかったり(笑)。

――6月のアカウント作成からフォロワーが急激に伸びてますね~。何か秘訣などはあるのですか?
将軍 秘訣はないのじゃ…。朝一番とお昼、夕方の1日3回くらい時間をもらって、集中的にツイートしたり、返信したりしておるのじゃ。
いろいろなTwitterのグループに入れて混ぜてもらって、その関係から、やり取りする人が増えていったのじゃ。たとえば「#企業公式オタク部」「#企業公式カメラ部」などのハッシュタグで、お友達になったケースも多いのじゃ。
あとは「#埼玉Twitter会」というのを将軍が盛り上げたいと思っているのじゃが…なかなか使用者が増えないのじゃ…。

 

自社のビジョンなどを紹介するほか、地域や他の企業と楽しみながら繋がっている

――会社としては、フォロワーの目標設定などは?
老中 当初、半年で500フォロワーまでいけたらいいなと思っていましたが、それは早々とクリアしました。今は、特に目標設定などはしていません。もちろん、たくさんの人に知っていただくことが重要ではありますが、無理にフォロワーを増やすことに意味があるとは思っていません。
将軍も、結果的に「将軍」「猫モチーフ」「楽しいことが好き」というSNSの心理で楽しくフォロワーが増えているのがいいことだと思っています。
Twitterは、粋なことがやりやすい、投げかけやすいので、それと将軍の人柄があっているのだと思います。

――これまで開催したイベントは?
将軍 オンライン飲み会はもうやったのじゃ。20人以上が参加して楽しく飲んだのじゃ!
今後も季節の節目にはやっていきたいと思っているのじゃ。(10月頭に再度開催した)

――ちなみに将軍さま。ツイート以外はどんな仕事をしているんですか?
将軍 メインは、サイネージのお客さまから営業担当がいただいたお仕事で、CM制作進行なんかを行っておるのじゃ。肩書はCMディレクターで、15秒~30秒のCMを作っておるのじゃ。

 

長田広告のサイネージは

――では一応、長田広告のサイネージについて質問も(笑)。貴社のイメージは、野立て看板だったのですが、サイネージはどのくらいの規模なのですか
将軍 今、設置しているのは、市役所や区役所の住民窓口や病院の待合室、さらに、シッピングモールのフードコートにあるが多いのじゃ。自治体には約480カ所以上、フードコートには160カ所で、郵便局との協業もあるのじゃ。
あとは、ロードサイドの看板をLEDサイネージにしての運用を増やしておるのじゃ。この企画は、9月7日から提供を開始しておるのじゃ。


屋外だけでなく、さまざまな施設内で活用されている長田広告のサイネージ

――ちゃんとお仕事をされているんですね~。大手企業のアカウントの場合、数人の担当者が回しているケースもありますが、将軍さまはお一人?
将軍 将軍は一人に決まっておるのじゃ!でも、一応「後輩」というのがいて、将軍と絡んでいるので、何かあれば次期将軍になるかもしれないのじゃ。

――さて、今後はどのようなことを将軍さまに期待しますか?そして将軍さまご自身は何をやっていきたいですか
公式 公式は比較的堅く企業としての情報を発信していくので、看板将軍には柔らかく、楽しく情報発信を続けてもらいたいです。

老中 将軍アカウントから当社のことを知っていただく、ホームページの事例を見ていただく、といった効果を期待します。媒体社というのが一般的にはわかりづらい存在なので、楽しく皆さんとコミュニケーションをとれる存在として活躍を続けてほしいです。

将軍 フォロワー「1111」達成を記念して、羅工房さんとコラボして「長田広告コロナ対策ステッカーセット」と「羅工房コラボ 金平糖入り将軍小箱」をプレゼントしたのじゃ。こういった企画はこれからもやっていきたいと思っているのじゃ。
「他人事を一生懸命に」が将軍のモットーじゃ。柔らかくてあったかいコミュニケーションをして、クライアントさんと地域をつなぐ長田広告にしていくのじゃ!

 


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