【2024年10月22日】TBMは、炭酸カルシウムなどの無機物を主原料とする環境配慮型の「LIMEX Pellet(ライメックスペレット)」が、カネヨ石鹸の主力商品クレンザー「カネヨン」の製品ボトルに採用された。
これはTBMが化学製品の専門商社であるソーダニッカとの連携により、「カネヨン」の進化の一環として、LIMEX製ボトルへの切り替えを実現したもの。
LIMEXの素材は、製品全体で炭酸カルシウムなど無機物が50%以上(重量比)含まれており、水や石油由来素材をほとんど使わないことから環境負荷が少ないことが特長。
「カネヨン」は、1933年からクレンザーを作り続けてきたカネヨ石鹸が、1971年に日本初の液体クレンザーとして発売した製品で、発売以降、洗浄力と研磨力の相乗効果で落ちにくい汚れを落とす台所の必需品として長年にわたり愛され続けている。
2021年には発売50周年を迎え、カネヨ石鹸はその長い歴史を振り返るとともに、「カネヨン」の新たな進化として環境に配慮したボトルの検討を開始した。
検討を進める中で、TBMが製造する「LIMEX Pellet」に対して、プラスチックの使用量の削減が見込める環境性能と、コストの上昇を抑えられる経済的なメリットがあることから採用となった。
LIMEX製ボトルへの切り替えにより、従来のプラスチック製のボトルと比較して、プラスチック使用量を約31%削減し、温室効果ガスの排出量を約14%削減できる見込み。
新たなパッケージの「カネヨン」は9月より順次店頭にて販売が開始され、初年度に100万本の生産が予定されている。
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