サトー　かぜ薬ブランド「ジキニン」の新商品でパッケージデザインを担当　消費者アンケートで価値抽出

【2023年3月3日】サトーのデザインした商品パッケージが、全薬工業のかぜ薬ブランド「ジキニン」の新商品に採用された。
このパッケージは、消費者アンケートとその分析結果に基づき決定したもの。

今回、サトーがデザインを手掛けた「ジキニンファーストネオ」シリーズは、主に働く女性を対象に、ひきはじめ「少しでも早く日常に戻りたい」というニーズに応えるかぜ薬。
商品の特長「かぜのひきはじめに速攻」というキャッチコピーがすぐに目に入るよう、上部に記載し、青を基調にシャープな線を用いることでスピード感を表現している。また、ロゴには鮮やかなピンクを配することで視認性を高め、1958年から続くロングセラーブランドとしての信頼と安心を消費者に伝えるデザインとした。

サトーでは、パッケージに関してマーケティングリサーチ・デザイン・印刷製造までワンストップでご提供する「デザインプロモーションサービス」を展開。
クライアントの課題に合わせた専属チーム（営業・マーケター・デザイナー・資材担当者）が、相談から提案までをサポートし、「消費者に商品の価値が伝わる」をコンセプトに商品パッケージデザインを提案している。

ジキニンシリーズのパッケージデザインでは、ターゲットユーザーに対するグループインタビューを行い、消費者のかぜ薬の購買実態やパッケージの見方、パッケージ上で継承すべきジキニンブランドのデザイン要素について調査した。
その後、デザインに関するWEBアンケートも行い、パッケージで訴求すべきポイントや、候補デザインから想起されるイメージについて検証。その結果をもとに、「ジキニンらしさ」と「かぜのひきはじめに速攻」を表現した本デザインを制作したという。

なお、ジキニンファーストネオシリーズに加え、「ジキニンメディチャージ」シリーズのパッケージデザインもサトーが担当している。