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フォーム工連「ビジネスフォーム印刷技能研修報告会」 寺子屋の趣旨などを改めて説明


【2019年2月22日】日本フォーム印刷工業連合会は2月21日、千葉県八千代市のミヤコシテクノセンターで「ビジネスフォーム印刷技能研修報告会」を開催した。

「ビジネスフォーム印刷技能研修」は、フォーム工連会員企業から製造現場で指導的立場の人を対象に、研修用にビジネスフォーム印刷機をミヤコシが用意し、フォーム工連の会員を対象に技能研修を行っている。
研修会では、参加者すべてが直接研修機に触れて学べるよう、2月6日から1回3日間6名の小グループで4クール(班)にわたり実施している。
講師はミヤコシと、昨年からフォーム工連の印刷技術指導を行っている知識三富氏(オフィス知識)。

研修会の内容は、午前中が座学で、午後が印刷機を使った実習。
印刷機はミヤコシ製の30年前の機材を同社若手がオーバーホールしたもので、印刷の基本を余すことなく学べる仕様となっている。
この日もインキの練りから、刷り出しなどを傘下の6人が学んでいた。

報告会では、日暮秀一技術委員長らが以下のように挨拶した。

 

日暮秀一技術委員長

櫻井会長の元で勉強会「寺子屋」を実行している。経営力やマネジメント、技術力について、各社が公開し、意見交換しあって勉強している。ミヤコシから機械や人材を快く提供していただき感謝している。また、2、3月の忙しい時期であるにもかかわらず、多くの参加があることにも感謝したい。

フォーム工連は、大企業から中小・零細までが一つになっている団体。共通な部分は技術ということで、今回の研修会を行っている。枚葉は認定制度があるが、フォームにはない。これを機会に、マニュアルなどを一本化できればいいと考えている。

 

ミヤコシ宮腰亨社長

ビジネスフォーム業界で長いこと仕事をしているので、ぜひにとの思いで協力をさせていただいた。テクノセンターは機械の生産は行っておらず、メンテナンスとインクジェット開発の拠点となっている。
研修会の会場はインターンシップを進めていこうという考えのもと、設置を進め導入前研修や社員研修用の場所として活用している。今日はご覧いただき、忌憚ないご意見をいただければありがたい。

 

櫻井醜会長

寺子屋では、経営やマーケ、技術について。なぜ勉強しているのかというと、競争の中での平準化を目指したものだ。
世の中全体がいい方向に向かっているわけではない中、これからは「ことづくり」が重要で、「ものづくり」にプラスし「ことづくり」をしていかなければならにだろう。

若年層が印刷技術を学ぶには熱意が必要で、そのような人材を雇用することが重要。それが寺子屋の核になっているので、その趣旨を理解の上、さまざまなメニューに協力をお願いしたい。

 

オフィス知識 知識三富代表

印刷のトラブルは、原理を知れば防げることもある。参加のみなさんは高い技術を持っているが、原理に精通していないケースがあり、どこのどの機械でも同じものを擦るというのは苦手だ。原理を知れば、ロスやミスを減らすベースになる。ぜひ多くの方に学んでほしい。

 


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