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フォーム工連 「DMA&THEN2018視察ツアー報告会」を開催 PODi亀井代表ら5氏が登壇


【2018年11月7日】日本フォーム印刷工業連合会(フォーム工連)は11月6日、東京都中央区新富の日本印刷会館でPODi主催の「DMA&THEN2018視察ツアー報告会」を開催した。

フォーム工連DMA報告会

「DMA(Data & Marketing Association)&THEN」は、1年に1回開催される米国ダイレクトマーケティングの祭典。今回はラスベガスで10月7日から10月9日まで行われた。
フォーム工連では、PODiとともに視察ツアーを開催し20人が参加した。

同会ではそのツアーの内容や、最新の米国マーケティングについて参加者から報告された。
まず、PODiの亀井雅彦代表が「DMA&THEN2018 から見たマーケティングの未来」のテーマで講演した。

 

セミナー

「&THEN」は、著名なマーケターやスペシャリストによるセミナーが3日間で100本行われた。また初日には世界のダイレクトマーケティングで優れた作品に贈られる「国際エコー賞」の授与式も開催された。

 

亀井代表は自身が考える「&THEN」のテーマは「回帰するマーケティング 帰る先は『人』『顧客』そして『印刷』」と解説した。

フォーム工連DMA報告会

「人に帰る」では、ビッグデータは、人から人へ渡し、いかに使うか、中身をわかってスタッフが行動するかまでが重要。また「マーケティングは顧客に帰る」では、企業は肥大すると失敗するとし、シアーズや米トイザラスの例を挙げて説明した。
さらに「印刷に帰る」では、最先端のマーケターが「印刷はデジタルでやっていることができるのか!」と驚いていることを紹介し、改めて印刷物がダイレクトマーケティングの重要なツールであることを明らかにした。

 

パネルディスカッション

パネルディスカッションは「&THEN ツアーで学んだこと」のテーマで、ツアー参加者の代表4氏が登壇した。
それぞれの報告の内容は以下の通り。

フォーム工連DMA報告会

 

◇小林クリエイト石黒靖浩氏
実は最先端を感じると思ったが、大差なかった。米国でも必死でデータ収集しているのは同じで、同じく紙媒体に大きな注目が集まっている。
発見が少なかったのは残念だが自信が持てた。我々のしていることは間違いない。一つ驚くべくことは、意外にもフルカラーバリアブル印刷をマーケターは知らないことだ。

フォーム工連DMA報告会

 

◇大広 高橋雅仁氏
ビッグデータに関しては、課題は同じと感じた。「分析するが、価値のある発見はできるのか」ということだ。
日本でも代理店にデータを渡したくない、またデータを渡してくれるが、どういう売り方しているか知らないと検証できないといったことがある。データから回答を導き出し、アクションに結び付けられるかが重要だ。
やはり、みな意外に印刷のことを知らないとも思った。

フォーム工連DMA報告会

 

◇フュージョン 東海達徳氏
毎年、当社ではこのイベントに10年複数名を送り込んでいた。
今回、いつもは遠いステージでお話しされるような講師に、目の前で質問できたことは収穫だった。
その中で感じたのは、モノやサービスを売るということでなく、社会的問題を扱うマーケティングが多くあったこと。貧困や食糧問題、病気などに関するマーケが注目されエコー賞を取っていた。マーケティングは、社会問題の解決に役立つものだろうという考えになった。

フォーム工連DMA報告会

 

◇JPメディアダイレクト 門間信太氏
当社は親会社が日本郵便。
私は4月にマーケの仕事を始めたばかりですが、配達員がエリア全戸にDMを届ける「タウンプラス」を中心にエリアマーケティングの仕事をしている。
今回は「ダイレクトマーケティング最先端の空気を吸ってこい」というのが指令だった。
エリアマーケティングに関する明確なヒントは得られなかったが、トーリン・マクジーさん(ターゲットマーケティング誌編集長)の話が参考になった。
マーケティングは、エリアでパーソナライズし、フォーカスしていけるのではないかと感じた。

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