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ローランド ディー.ジー. 「TrueVISシリーズ」と「DGXPRESSシリーズ」に拡張テーブルユニットを開発

【2025年1月16日】ローランド ディー.ジー.はこのほど、大判インクジェットプリンタ「TrueVISシリーズ」の「LG-640/540/300」と、「DGXPRESSシリーズ」の「UG-642」向けに拡張テーブルユニット「ET-64L/54L/30L」を開発した。
これによりB0サイズまでのコートボール紙への印刷に対応し、紙器パッケージの試作を作成可能となった。

「LG-640/540/300」と「UG-642」は、吐出したインクに紫外線を照射することで、瞬時にインクを硬化させる特性を持ったUVインクジェットプリンタ。
インクが印刷する用紙の表面上に定着するため、多種多様な材料にダイレクト印刷できる。

インクはCMYKにレッド、オレンジに加え、クリア(透明)や白、プライマーを用意。各インクを重ねて出力することで、ユニークで付加価値の高い特殊印刷表現が可能になった。
その用途は、広告・看板製作をはじめ、インテリアデコレーションの内装やシール・ラベルやステッカーの製作など、多彩なシーンでの利用を想定する。

今回発表する「ETシリーズ」は、「LG-640/540/300」と「UG-642」に取り付けることで、B0サイズまでの紙器パッケージ用本紙を搬送できる専用テーブルユニット。これにより、食品や薬品、化粧品などの小さなものから、酒瓶や家電製品、玩具など大きなものまで、さまざまなサイズの紙器パッケージの試作やモックアップの製作が可能となる。

 

コメント

グローバルセールス&マーケティング本部 本部長 二村 龍吾氏
紙器パッケージは、われわれの生活に必要不可欠なものであり、日々あらゆる分野、業界で膨大な数のパッケージが製作されています。また、消費者のニーズやトレンドの変化の短縮化を背景に、今まで以上にスピーディな商品開発が求められています。
パッケージの開発プロセスにおいては、色やデザイン、文字の視認性などの確認作業を繰り返し行うことが必要不可欠です。ETシリーズと当社UVプリンタによる新しいソリューションは、紙器パッケージ開発のさまざまな検討作業を、より効率よく、低コストに行うことを可能にし、競争力のあるビジネスの実現に貢献できると確信しています。
これからも当社は、UVプリンタによるデジタル印刷の無限の可能性を、世界中のお客様に提供していきたいと考えております。

ローランド ディー.ジー.
https://www.rolanddg.co.jp/

 

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