【2023年8月4日】キヤノンは8月上旬、オフィス向けのA3/A4カラー複合機「imageRUNNER ADVANCE DX(イメージランナー・アドバンス・ディーエックス)」2シリーズ4モデルを順次発売する。
imageRUNNER ADVANCE DX C3935F(オプション装着時)
新製品はいずれも、高速印刷や高速スキャンを維持しながら、業界トップクラスの低消費電力を実現するなど、使用時の環境負荷を低減したモデル。
ランサムウエアや不正アクセスなどのサイバー攻撃に備えるため、セキュリティー機能も強化している。
同シリーズでは、転写効率を高めた低温定着トナーを採用することで、従来機種に比べ消費電力を最大約15%低減。業界トップクラスの標準消費電力量(TEC値)を実現した。トナーは、出力終了時に回収される転写残トナーの発生が少なく、同じ回収トナー容器を使用したまま印刷できる枚数は従来機種の約2倍となった。
A3モデルのトナー本体の梱包は、プラスチック素材(EPS)ではなく、すべて段ボール紙を使用している。
操作パネル上から本体の使用環境を選択するだけで、適切なセキュリティー設定が自動で行われる「おすすめセキュリティー設定」機能を搭載。専門知識を有するIT担当者がいない企業でも、セキュアな環境下で使用できるという。
このほか、米国政府機関が定めたセキュリティー基準のガイドライン「NIST SP 800-171/172/193」に適合。さらにJBMIAが策定した、セキュリティー要件への適合を示す「BMSec(Business Machine Security)」マークを取得予定。
ファームウエアの自動アップデート対応で、2023年秋に、電子帳簿保存法に対応する中小企業向けの業務支援アプリケーション「MEAPクラウドスキャンfor NI Collabo」(2022年4月発売)が機能拡張し、支払管理・経費精算に対応可能となる。
価格は「imageRUNNER ADVANCE DX C3935F/C3930F/C3926F(A3モデル)」が177万円~。「imageRUNNER ADVANCE DX C359F(A4モデル)」が82万円~(いずれも税別)。
imageRUNNER ADVANCE DX C3900シリーズ
https://canon.jp/business/solution/business-printer/office-mfp/lineup/color/iradvdxc3900
imageRUNNER ADVANCE DX C359F
https://canon.jp/business/solution/business-printer/office-mfp/lineup/color/iradvdxc359f
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