【2021年1月26日】ミマキエンジニアリングは2月、テキスタイル向けベルト搬送方式インクジェットプリンタ「Tiger-1800B MkIII」を発売する。
「Tiger-1800B MkIII」は、最大出力幅1,850mm、最大メディア幅1,900mm。「ダイレクト捺染モデル」と「昇華転写モデル」を用意している。
新製品では、新たにタッチスクリーン型の操作ソフトウェア「Mimaki Printer Controller」を搭載した。
新ソフトウェアはマシン本体内蔵のPCにインストールされており、操作を開始すると、自動で起動しプリンタの設定や操作、出力指示をワンタッチで行える。
今まで起こりがちだったノズル抜けに対するトラブルも、ソフトウェアからノズルリカバリー機能を使うことで改善が可能。サービスマンの修理までの間にもプリントを継続できるため、ダウンタイムの軽減につながりるという。
出力では、最高出力速度385㎡/hの高生産性と、低ランニングコストを実現する10kgインクタンクによる長時間稼働の安定性を兼ね備えており、生産性重視の高速プリントから、高画質プリントまで、仕事に合わせてプリントスピードの選択ができる。
インクの種類やプリントモードに合わせ、インクのドロップサイズを最大4段階に打ち分け、よりなめらかなカラープリントが可能。
さらに、高機能RIPソフトウェア「TxLink4」にも対応。複数のプリントデータを並列でRIP処理できる「並列RIP機能」や、アパレル用途に特化した「バリアブルプリント機能」などを活用できる。
また、8bitからバージョンアップした「16bitレンダリング」で、よりなめらかで美しいグラデーション表現が可能になった。
このほか10GBのイーサネットコントローラーに対応しているため、高速でのデータ転送にも対応している。
両モデルともに、外形寸法はW約 5,550×D2,050×H2,250mm、重量4,800kg。
価格は「ダイレクト捺染モデル」が37,800,000円、「昇華転写モデル」が35,800,000円(税別)。
ミマキ製品サイト
https://japan.mimaki.com/
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