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「甲州和紙」のブランドを立ち上げ 新たな可能性を模索 15日まで小津ギャラリーでイベント開催 山梨県の和紙関連企業6社

【2022年1月11日】山梨県の和紙関連企業6社がこのほど、「甲州和紙」のブランドを立ち上げる。
また、これに合わせたイベントを昨日1月10日から15日(土)まで、東京都中央区日本橋の小津ギャラリーで開催している。

「甲州和紙」は、山梨県の市川三郷町、市川大門、西嶋の和紙関係企業6社が今年から和紙ブランドの総称として立ち上げたもの。
この和紙の歴史は、奈良時代から始まるとされており、市川大門の和紙は中世末以降、武田家の御用紙としてその保護のもと発展し、現在でも日本一の障子紙に生産地とされている。また、西嶋和紙は書道用の半紙や画仙紙を特徴として発展してきた。
一方で、需要の減少から、生産量が減少し、ワシブランドとしての知名度も低いことなどから、今後事業継続に関しての模索がなされていた。

これらのことから今回、同地域の和紙の総称として「甲州和紙」の名前を設定し、ブランド化を図った。
今後の活動として、「甲州和紙」の認知を目指し、新たな「甲州和紙らしさ」を、さまざまな製品づくりへのチャレンジから模索。定期的にイベントを開催し、日本だけでなく、世界への更なる認知拡大を目指す。

 

イベント概要

会期:1月10日~15日(土)
日時
10日(16:00~18:00)
11日~14日(10:00~18:00)
15日(10:00~16:00)
場所:小津ギャラリー(東京都中央区日本橋本町3-6-2小津本館ビル2F)
主催:甲州和紙イベント実行委員会

出展企業名
一秀製紙工場
金長特殊製紙
山一和紙工業
山叶製紙
山十製紙
宮本重男(手漉和紙職人)

 

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