【2018年12月6日】TBMは、高機能なバイオプラスチックの改質剤を開発するBioworks(バイオワークス)の株式を取得し、グループ会社化した。
TBMは石灰石を主原料とし、プラスチックの代替となる新素材「LIMEX (ライメックス)」を開発·製造·販売する会社。「LIMEX」は原料に水や木材パルプを使用せず、石油由来原料の使用量も抑えていることが特長だ。
グループ会社化の目的は、Bioworksが持つバイオプラスチック用の改質剤を活用した生分解性LIMEXの開発。Bioworksは、PLA樹脂の改質方法や耐熱性向上の特許を日米欧で登録しており、実用化にも成功している。
背景には、持続可能な開発目標「SDGs」やプラスチック汚染問題の解決があり、TBMではすでに主原料の石灰石とパイオ由来の生分解性樹脂から構成される「生分解性LIMEX」を発表している。
「生分解性LIMEX」は、これまでPLA樹脂の固さと脆さをカバー、コスト高だった生分解性樹脂に比べ大幅にコストダウンできるという。
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