【2016年6月30日】日本プロモーショナル・マーケティング協会は6月24日、東京都千代田区一ツ橋の如水会館で、「第47回定時総会」を開催した。
定時総会は、出席53、委任状提出62、合計115社で成立。
すべての議案を賛成多数で可決した。
主な議案では、「平成28年度 運営基本方針」などを決定した。
JPM平成28年度運営基本方針(案)
また、今年は役員改選の年にあたり、新理事長に博報堂プロダクツ社長の江花昭彦氏を選任した。
主な新役員は次の通り。
・理事長 江花昭彦(博報堂プロダクツ)
・副理事長 佐藤宗平(電通テック)、大谷智(凸版印刷)
・常任理事 松本健次(スピン)
・理事 清水貴義(東具)、長谷川正(東北新社)、加藤聖二(プリ・テック)、西澤典昭(凡美社)、林 直人(レッグス)、和倉大輔(ワヨー)
また、退任の役員は以下の通り。
松原靖弘(理事長)、新井 誠(副理事長)、坂井田稲之(専務理事)、齊藤疆一(常任理事)、辻本良雄(理事)、白石雅彦(理事)
江花新理事長の新任のあいさつは以下の通り。(要旨)
日本プロモーショナル・マーケティング協会は、セールスプロモーションの共通認識をつくり、業界の価値を高めていくことが大きな目的。
その中で、業界基準として、プロモーショナル・マーケター認証資格制度を開始。現在、合格者が5,000名を超え、ようやく業界の基準になりつつある。活動を続けながら、業界の人材育成を大きく進めていく。
プロモーショナル・マーケティングは、企業活動のマーケティング機能の中で、最終的な売りの力となる。商品戦略や価格戦略、広告戦略と連動させながら「今、買わせる」力が、わ協会会員の基本的な価値であると考えている。
3年後の2019年には、日本プロモーショナル・マーケティング協会は創立50周年を迎える。最近、日本も、経済も変わり、消費の形も変わってきている。特にデジタルの進展によって、買い方も変わってきている。それに伴い、目指す体系をどのように時代に照らし合わせて新しいものにしていくかが、この創立50周年を迎える、われわれ協会に与えられた大きい課題だろう。
それを通じて、最終的に、売り場におけるコミュニケーションの設計力が一番強い業界、(JPM協会は)その力がある集団ということを社会に認めていただき、ますますこの業界が発展していくということを活動の中心に据えていきたいと思ってる。
プロモーション業界は、さまざまな業種から参加があるが、皆さまの力を掛け合わせて、50周年に向けた新しいプロモーショナル・マーケティング体系をつくっていくことに、私自身も少しでも力になれればと思っている。
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