【2025年11月21日】電通デジタルが企業のファンコミュニティ施策を一気通貫で支援するサービス「ファンコミュサイクル」の提供を開始した。
同サービスは、ファンコミュニティー作成の戦略設計からコンテンツ制作、コミュニティ運営、効果検証までを一体化した体制で支援し、企業と生活者の継続的な関係構築を後押しする。

背景には、生活者が特定の分野やブランドに対し「好き」という感情を共有し合うコミュニティ参加が一般化していることや、企業側でLTV向上やUGC活用の重要性が増している状況がある。
BtoB・BtoCを問わず、ファンと企業を直接つなぐ取り組みの需要は高まっているが、コミュニティ運営には高度な専門性が求められ、内製化・外部委託の両面で課題が多い。

同社はこれまで10業界以上で20件を超える支援実績を蓄積しており、今回のサービスではそのノウハウを体系化。
企業のCRMやECなどの状況を踏まえてターゲットやKPIを定義し、コミュニティ設計やプラットフォーム選定を支援するほか、ファンの定着・成長につながる企画、コンテンツ、イベントの制作・運用まで担う。加えて、コミュニティマネージャーによる日々の管理や炎上リスク対応など、専門性の高い実務も代行する。

サービスでは、効果検証に基づく改善サイクルの運用も行い、ファンの活動状況やLTV、得られたインサイトを商品改善やコミュニケーション設計に反映させる体制を整える。
企業の事業KPI達成に寄与するコミュニティ運営モデルの構築を狙う。
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