【2025年10月30日】日本印刷技術協会(JAGAT)は、『印刷白書2025』を10月31日に発刊する。1994年の創刊以来、印刷産業の動向を多面的に分析してきた年鑑で、今回は「Re:Connect~再びつなぐ、印刷のチカラ」をキーワードに、商業印刷の価値再定義や組織変革の重要性を取り上げる。
『印刷白書2025』は、印刷産業の現状と課題、関連産業の動向、技術トレンド、経営課題などを体系的にまとめた資料であり、印刷業界だけでなく広く産業界の調査・企画担当者にも有用な内容となっている。
A4判・112ページのオールカラー仕様で、定価は税込1万5400円(JAGAT会員は特別価格9,900円)。JAGAT会員企業の代表者には1冊無償で配布される。
第1章「Keynote Re:Connect」では、印刷会社が商業印刷の価値をどのように再構築し、未来へつなげていくかを論じた。第2章では、印刷産業の構造や市場動向を整理し、拡印刷による多角化やサービス型ビジネスへの転換を分析。第3章では、デザイン、デジタル印刷、ワークフローなど技術面の変化をまとめた。
さらに第4章では出版・新聞・広告・通販といった関連業界の動向を俯瞰し、第5章ではサステナビリティや地域活性化、人材育成、AI活用、組織変革など経営課題を多角的に取り上げている。巻末には、印刷関連データやDTP・デジタル年表も収録し、業界研究や企業戦略立案に役立つ構成となっている。
また、発刊を記念して『印刷白書2025』の主要論点を解説するオンラインセミナーが11月18日(火)午後1時40分から午後5時まで開催される。特別講演には、キヅキウム代表の坂口雄人氏を招き、組織変革の実践的アプローチについて講演が行われる。
参加費は一般19,800円(書籍代込み)、JAGAT会員8,800円。印刷総合研究会のメンバーは無料で参加できる。詳細および申し込みはJAGAT公式サイトで受け付けている。
詳細・申し込み
https://www.jagat.or.jp/pri25111
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