【2024年12月20日】側島製罐はこのほど、グリーンスチールの缶製品の製造で、CO2削減量累計400トンを達成した。
同社は創業118年の老舗缶メーカー。2023年から、日本製鉄が提供するCO2を削減した鋼材であるグリーンスチール「NSCarbolex Neutral」を使った缶製品を使用・販売し、これまで累計で200トンを調達してきた。
グリーンスチールは、自社の看板商品である「Canday(キャンディ)缶」に採用。「Canday缶」は、自社ブランドで製造販売する全23色6形状のカラフルなスチール缶容器で、このうちの「スクエア缶」は、デパートや洋菓子店など全国様々な場所で使用されている。
代表取締役 石川貴也氏
いくらエコだと言っても相手の方がその魅力を感じられなければそれはただの押し売りになってしまいます。しかし一方で、何もしなければ缶製品の魅力が自然に高まっていくこともありません。
側島製罐ではまずは缶メーカーとしての覚悟を世の中に見せることから始めなければいけないという結論に至りました。今はまだ低CO2の缶容器への魅力は十分ではない状況ですが、既に販売実績がある自社製品にグリーンスチールを全面採用することで少しでも多くの方にその存在を知ってもらい、缶が地球や未来のことを考えるきっかけになってくれたらと思っています。
缶製品に対する信用を地道に作っていくことが、「宝物を託される人になろう」という側島製罐のビジョンを実現することにも繋がると信じています。」
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