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凸版印刷と福岡地所、palanの「福岡電脳物語」 ARでコミックを表示し観光客の回遊を促進

【2023年7月27日】凸版印刷と福岡地所、palanの3社は8月1日(火)~8月31日(木)まで、福岡市内で、地域活性を目的とした観光客の回遊を促進する実証実験「福岡電脳物語」を実施する。

同実証実験では、利用者がスマートフォンで、キャナルシティ博多やその周辺施設を結ぶルート上の目印を読み込むと、風景の上にコミックが表示され、次の目的地へ誘導されるというもの。
道中の各スポットで連続したストーリー性のあるコンテンツを表示することで、目的地までの回遊促進効果を検証する。

今回は、「palanAR」を使用し、福岡市地下鉄櫛田神社前駅とキャナルシティ博多間、キャナルシティ博多と櫛田神社間を結ぶ2つのルート上にAR漫画を設置。各スポットで表示されるARの漫画を読み進めていくことで目的地までの誘導を行う。

また、本実証実験は凸版印刷が行っている公募型オープンイノベーションプログラム「co-necto(コネクト)2022」で採択されたスタートアップ企業であるpalanと、パートナー企業の福岡地所、凸版印刷の3社による取組みで、福岡市の「福岡市 実証実験フルサポート事業」に採択された。

今後は、同実証実験の結果から抽出される課題を解決し、観光地や商業施設周辺エリアでの利用者回遊を促すサービスとして、展開を図っていく。
また、交通機関などとの連携により、より広域範囲での回遊促進を行うサービスの構築を目指す。

福岡市実証実験フルサポート事業
https://www.city.fukuoka.lg.jp/soki/kikaku/mirai/fullsup/fullsupport.html

 

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