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行く前にチェック 「リテールテック」のポイントはインバウンドとIoT  「日経メッセ 街づくり・店づくり総合展」速報2


【2016年3月9日】「日経メッセ 街づくり・店づくり総合展」が3月8日(火)江東区有明の東京ビッグサイトで開幕した。主催は日本経済新聞社。
同イベントは「JAPAN SHOP」「リテールテックJAPAN」など8つの展示会で構成される店舗関連や内装・建材の総合見本市。
速報2では「リテールテックJAPAN」を紹介する。なお開催は3月11日(金)まで。

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リテールテックJAPAN

凸版印刷/トッパン・フォームズ/TFペイメントサービス(RT1340は、店舗周りのさまざまなサービスを紹介している。
注目は「レール型電子棚札」、電子ペーパーを活用したもので、棚札の差し替えの必要がなく、パソコンなどからの管理で、一瞬で棚札を切り替えられる。黒と赤の2色インクバージョンも公開している。

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このほか、「シュフー(Shufoo!)」など電子チラシやクラウド型の決済プラットフォームサービス「シンカクラウド」などの展示もある。

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大日本印刷(RT1206は「EInk」の電子ペーパーを出品している。展示では壁に掛けられた大型のバナーの色を変更するなどでアピール。また、旅行用のスーツケースに電子ペーパーを取り付け、航空機の手荷物用タグの代わりにする提案を披露。今後、実験的に採用の予定もあるという。
担当者は「飛行機の手荷物などタフなコンディションでも使用可能な丈夫さがある」と製品の堅牢性を強調した。

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このほか、記念写真フォトブース「写Goo!」なども展示した。


サトーホールディングス(RT1337
は「オムニチャネル時代の人・モノ・情報をつなぐ 最後の1cm」をテーマにさまざまな展示を行った。
グループ会社のデザインプロモーション㈱の展示では、同社が行ったパッケージやシール、POPデザインの提案について実例を紹介。デザイン提案から実際のテストによりパッケージ改良を改良し、中には売り上げが10倍になった商品もあるという。

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OKI
/OKIデータ(RT1331はトナープリンタ「MICROLINE VINCI」シリーズを出品している。同機はホワイト、特色クリアが使えることが特長。フィルムなど透明基材への白打ち、裏刷りができる。
担当者は「小売店はもちろん、美術大学、デザイン学校などで多く導入されている」と話す。
価格は140万円だが、実勢価格はこれよりもかなり低価格になっている。

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カシオ計算機(RT1305
の「SPEEDIA GE5000」は、スーパーでのチラシやPOP作成などで活用されている。ブースではサンプルを展示して製品を説明している。

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ブラザー販売(RT1316)
は、オリジナルデザインテープ作成機 「TP-M5000N」を展示している。
同機はオリジナルのテープやリボンを作成できるプリンタで、名入れやメッセージをテープに入れられるため、より効果の高いラッピングが可能という。
このほかにラベルライターの「ピータッチ」などを展示している。

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キヤノンマーケティングジャパン(RT1207
は、レーザープリンタ「LBP9950Ci」による長尺のサインカードやプライスカードの作成を提案している。
デモンストレーションを行っている機体では、長尺用に巻き取り装置を付属しており、スーパー本部などでの中量程度の出力に対応できるという。

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富士ゼロックスシステムサービス(RT1404)
は、QRコードを使ったインバウンド向け棚札を出品している。
システムはQRコードにひも付けされたURLから、同社が用意したシステムに誘導。ブラウザなどで各国語を表示させるというもの。
担当者は「大規模なチェーンを持つ小売店での採用を目指したい。インバウンド市場が盛り上がる反面、対応に苦慮するという話も聞く。このシステムでサポートでできれば」と期待を込める。

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記者の目
店舗関連のプリントと販売促進に関しては、近年のインバウンド市場の盛り上がりから、訪日観光客を意識したものが多かった。棚札やPOPなどを通じて、商品の内容を紹介するなどの取り組みは、さらに盛り上がりを見せそうだ。
ただ、機材メーカーからは「あまりインバウンドに注力して、開発したころにはブームが終わっている可能性もある。そればかりになるのは危険」と警鐘を鳴らす声も上がっていた。

また、スマートフォンの普及率が高まったことから、IoTを意識した販促資材が増えてきており、電子ペーパーやQRコード、NFCによるネットへの誘導や割引クーポンの配布などに注目が集まっている。

 

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