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アグフア 米国「 Printing United」に出展 最新のインクジェット製品をデモ展示 10月19日~21日

【2022年10月4日】アグフア(ベルギー・モーツェル) は10月19日~21日まで開催、米国ラスベガスで開催される「 Printing United」で、パッケージング、テキスタイル、サイン&ディスプレイ印刷のソリューションを含む最新のインクジェット製品をデモ展示する。

今回、「Inca Onset X3 HS」は、アグフアのインクでの「Inca Onset」稼働を初披露する。
Inca社を買収後、初めてブースでInca Onsetの超高速プリンタ X3 HSを展示。アグフアの特徴的な色であるウォームレッドにリブランドされただけでなく、Onset専用の新しいアグフア製インクジェットインクで稼働し、新たに開発した高生産、高品質のスピードモードのプリンタのデモを行う予定。

「X3 HS」は、1450㎡/hの生産速度で24時間365日印刷が可能。さらに、多種多様な基材に対応し、ロボット工学とさまざまな自動化機能の統合によりジョブセットアップ時間を30秒とし、メディア交換時のダウンタイムを大幅に削減した。
ブースでは、レイテーブルとアンロードロボットを備えた3/4オートメーションセットアップで、段ボールを含むさまざまな用紙をプリントする。

「JETI TAURO」は、今回はマスターロール・トゥ・ロール構成で、最大700kgの2本のロールを同時に出力、さらに無人自動両面ロール印刷を行う。
表面印刷は、表裏±3㎜。内蔵されたカメラシステムが、プリンタのユーザーインターフェースで生成されたQRコードを読み取り、画像の正確な位置を特定し、各ジョブの開始時に印刷位置を調整する。
裏面印刷中に印刷停止が発生した場合でも、カメラシステムがどの画像を印刷する必要があるかを検知し、途中から生産を再開させられる。

「Avinci CX3200」は、屋内外のソフトサイネージ、インテリア、ファッションなど、さまざまなポリエステルベースのファブリックに、常に鮮やかで高品質なプリントを行える。布地に直接プリントできるので、フラッグなどの用途に対応。転写紙へのプリントも可能で、深い黒を表現するバックライトや、伸縮性のある生地へのプリントに適している。

大判インクジェットプリントのサンプルでは「JETI TAURO H3300 HS LED」、レザー装飾印刷用の「 Alussa 」、折り畳み箱や段ボール市場向けの Inca を搭載した「 SpeedSet 1060」などの出力物を用意する。

 

ソフト&オフセット印刷関連

インクジェット印刷用ソフトウェアでは、デジタル・プリンティングのワークフローを合理化・自動化する、ジョブの準備と生産性を改善する「ASANTI」や、Web-to-printを実現するSaaS ソリューション「StoreFront」、インクジェット印刷の色再現性を測定し、印刷の品質と一貫性を向上させる「PrintTune」などを展示する。

オフセット印刷関連では、包括的な統合ワークフローで印刷生産プロセスを制御する「Apogee」や、パッケージング印刷業者向けのオールインワン・ワークフロー・ソフトウェア「Amfortis」、インク使用量を最大12%削減するスクリーニング・ソフトウェア「SPIR@L」、インクや紙を削減し印刷準備時間を最大40%短縮する印刷標準化ソフトウェア「PressTune」などを出品する。

 

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