【2020年1月6日】大野インクジェットコンサルティングの大野彰得代表から年頭所感をお送りいただいたのでその一部を掲載する。
2020年の年頭にあたりご挨拶を申し上げます。昨年5月末に父親が95歳で大往生しましたので年賀状・賀詞は控えさせていただきます。
【最近感じていること】
最近という訳ではなく、ずっと感じているのですが・・・日本の活力の低下です。もうちょっと正確に言えば、これまで日本とその成長を支えてきた思想・体制・企業の活力の低下ということです。そんなこと、今更言われなくても・・・という方も多いと思われますが、では分かっているなら、貴方自身はそれに対して何をしているのでしょうか?
これは有名な「イノベーションのジレンマ」の Wikipediaによる解説の冒頭部分ですが、単に個別大企業の話に留まらず、日本全体がそれに陥っており、その部分を構成する大企業や体制がフラクタル的な自己相似として同じ構造になっている・・・そんな気がします。Wikiの解説にある「新興の事業や技術は、小さく魅力なく映る」の部分は、一兆円規模の大企業社内での上からの指示「新規事業をやるならその 10%=1,000億円は狙って欲しい」は正しくそれでしょう。
流石に「カニバリズムによって既存の事業を破壊する可能性がある」というのは最近は「そんなことに構ってはいられない」という状況で容認されてきている様には見えますが、逆に「そんなことに構っていられないほど本業がヤバくなっている」ことの裏返しなのでしょう。
また、日本にいると気が付きにくいかも知れませんが、海外の日本を見る目も年々冷たくなっています。欧米企業が日本にアジアのヘッドクォーターを置いていたのは今は昔・・・最早、それは上海や香港です。展示会も、日本のモーターショーの重みや集客力は低下し、ITMAのアジア版は上海ですし、今を時めく3Dプリンティングの FORMNEXTのアジア版は東京ではなく深圳で開催されます。地盤沈下なら沈下しても地盤は残りますが、地盤消滅の危機・・・そんなことを感じるのです。皆さん、本音で危機感を持ちましょうよ!
閑話休題・・・最近「なるほど!」と思った HappyPrintersの堀江さんのブログ記事をご紹介します。全文はこちらのリンクからお読み下さい。非常に分かり易い言葉で、現在の印刷業界が直面している課題と、自分の経験値も踏まえた上で、それにどう対処しようとしているのかが書かれています。
これはその中で引用されている図のひとつですが、要はデジタルトランスフォーメーション(DX)は、既存組織・体制・やり方の延長ではスピード感に欠け、いっそポンとゼロから構築してしまう方が速い・・・ということを説明しています。大企業でも、デジタルトランスフォーメーション(DX)はバズワード的なテーマになっているのではないかと思いますが、DX推進委員会なんか作っているようではダメだということです(笑)
これはその中で引用されている図のひとつですが、要はデジタルトランスフォーメーション(DX)は、既存組織・体制・やり方の延長ではスピード感に欠け、いっそポンとゼロから構築してしまう方が速い・・・
※以降全文は以下から
大野インクジェットコンサルティング 年頭のご挨拶 2020年
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