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大日本印刷 溶融型熱転写のインクリボンにレジン主成分のVシリーズ 第1弾は「V300」

【2019年4月11日】大日本印刷(DNP)は4月中旬から、溶融型熱転写のインクリボンにレジン(樹脂)を主成分のVシリーズを立ち上げ、シリーズ最初の製品として「V300」を発売する。

Vシリーズは、各種ラベルや荷札(タグ)へのバーコード印字などに適し、多種の素材に対応する汎用性と高い耐久性をバランスよく兼ね備えた製品群として立ち上げられたもの。

「V300」は、レジンの耐久性はそのままに、近年増加傾向にある多様な素材にも印字可能な、より汎用性の高いインクリボン。
製品の特長は、高い汎用性と耐久性、高い印字感度。
レジンタイプのインクリボンで一般的に用いられるPET(ポリエチレンテレフタラート)に加え、従来印字が困難だったPP(ポリプロピレン)や、コート紙などへの印字が可能。
また、アルコール成分や油分などにも高い耐久性を発揮する。
さらに、印字に必要な熱量を従来製品と比較して最大20%削減し、プリンタのサーマルヘッドの負荷を軽減するとともに、高速印字を実現した。

Vシリーズのブランドメッセージは「汎用性の集大成」を意味する「VERSATILITY DEFINED(ヴァーサティリティ ディファインド)」。
今後も、広範なラベル印字適性を維持しつつ、耐久性などをさらに高めた製品の開発に取り組みます。また、ラベル・タグのメーカーとも協力し、Vシリーズのインクリボンを提供できる産業・用途を拡大してくという。

詳細は以下から
http://www.dnp.co.jp/imaging/tr.html

 

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