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新幹線でよく見る「あの看板」を模型化 ところであれは何なのか? ポポンデッタが発売

【2018年8月23日】東海道新幹線に乗車しているとよく見るものが模型化され登場する。出張が多いサラリーマンや今回の夏季休暇の里帰りで見た方も多いだろう。「富士山?」「浜名湖?」いやいや違う、あの「727」の看板が模型になったのだ。

727 ポポンデッタ

「727」を模型にしたのは鉄道模型と関連書籍で知られる書籍ポポンデッタ。
商品は「野立て看板セブンツーセブン(2個入り)」という名前で8月27日(月)に発売される。
発売前からすでに鉄道ファンの間から「絶賛」の声が上がっているとか?

ところで、あの看板「一体何なのか?」と誰もが見た瞬間には思い、一眠りして目的の駅についたら忘れているので、謎は謎のままの人が多いだろう。記者もその一人だ。

で、あれは何かというと、「旅客機の名前」でも、「某国の秘密の暗号」でも、「新幹線の運転手さんがここで最高速727㎞を出す」というメッセージでもない。
なんと「化粧品メーカー『セブンツーセブン』の広告」なのだそうだ。よく見る下に「COSMETICS」って小さく書いてある。
セブンツーセブンは本社が大阪で、主に美容院やエステなどを中心に商品を提供しているそうで、このため一般の消費者になじみがないのも仕方がない。

727 ポポンデッタ

「な~んだ!そんなことなら早く言ってよ!」と社長の頭をひっぱたきたくなる人も多いと思うが、「727」の文字だけ大きくしているのは、新幹線の「速さ」という特性から、インパクトで勝負しているらしい(当社調べ)。
「727」は社長の誕生日が7月27日であることからつけられた名前だそうで、旅客機とは一切関係がないそうだ。

ちなみに、これら野立て看板だが、けっして違法というわけではなく、広告を管理している会社に媒体料(広告料金)を支払って、しっかり運営されている立派な屋外広告の一種。
ただし現在、富士山の見える一部の自治体では、新幹線沿線での屋外広告に規制を設けているケースもある。

727 ポポンデッタ

話がずいぶんそれてしまったが、模型の「野立て看板セブンツーセブン」は小売価格が1,000円(税別)。
すでに「他の看板も製品化希望!」など多くのユーザーから反響があるそうで、リアルなジオラマの演出に使われそうだ。
それでは皆さん良いジオラマを「出発進行!オーライ!」。

ポポンデッタ
http://www.popondetta.com/wp/

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