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速報レポート「第2回ドリンク ジャパン」開幕 印刷から回収まで多彩に

【2017年6月29日】「第2回ドリンク ジャパン -飲料・液状食品 [開発] [製造] 展」が6月28日、江東区有明の東京ビッグサイトで開幕した。主催はリード エグジビション ジャパン。
「ドリンク ジャパン」は日本最大の飲料産業向け展示会。「原料・添加物」「製造設備」などに加えて「包装機械/資材」などの展示がある。同時開催は「第30回インターフェックス ジャパン」。

ドリンクジャパン
http://www.drinkjapan.jp/

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プリント&プロモーションでは、パッケージや印刷関連の出展者について速報でレポートする。
社名の後のカッコ内はブース番号。

 

「ソフト」「梱包」「回収」で提案

CGS(E4-11)は「ORIS FlexPack//Webシステム」などを展示している。
同システムは、包装印刷のプルーフやサンプル、モックなどを、実際の印刷機で印刷したものに近い色合いで再現できる。

ドリンクジャパン2017 ドリンクジャパン2017

また、実際にプリントしなくても、モニターでパッケージを可視化する3Dビジュアライズソフト「iC3D」も紹介している。


レンゴー(E2-26)
は、「レンゴー スマート・ディスプレイ・パッケージング(RSDP)」を中心に出展している。

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「RSDP」は人手をかけずに、2分の1の作業時間で開封陳列できる機能性段ボール箱。カットする部分をさまざまな形にでき、陳列した際に印刷と合わせて商品特性を強調できる。
このほか、同社が協力しラベルのフレキソ印刷化を実現した日本コカ・コーラの「いろはす」も展示された。

ドリンクジャパン2017

 

寺岡精工(E5-30)のペットボトル自動回収機「DRV-100」は、フタとラベルを取り、中身を抜いた状態のペットボトルをつぶして回収できる。
中身が入った状態のボトルやスチール缶などはこれを検知し、回収をストップする仕組みを備えており完全分別回収を可能にしている。

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すでにセブン-イレブンで試験導入されており、ボトルを持ってきた顧客にはnanacoポイントを配布している。
担当者は「ボトルをつぶすことで、3分の1から4分の1の減量に成功しており、輸送コストなどを削減。顧客の来店理由ができるため、誘客効果もある」としている。

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