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【海外レポート②】プリンティング・加工技術展「SIGN CHINA 2026」を報告 UV-DTF&レーザー加工機が多数 カッティングにカメラ付きは当然! 

【2026年3月16日】LEDディスプレイやデジタルサイネージ関連技術の展示会「LED CHINA 2026」が3月1日から3日まで、中国・深圳市の深圳会議展示センター(福田)で開催された。主催はTrust Exhibition。

レポート②では同時開催の「SIGN CHINA 2026」で展示された、プリンタやカッティングプロッタ、メディアなどを小委買いする。

【海外レポート①】LED・サイネージ技術展「LED CHINA 2026」 を報告 OOHのディスプレイは薄く・軽く・柔らかく・透明に!

レポート②プリンタ・加工機

優之彩数はUV-DTFを展示。「303/304UV-DTF」は300㎜幅で、出力速度は2~3㎡/h、価格は68000元。中東や東南アジア、南米(メキシコ)などに納入しているが、日本はまだという。
また、UVプリンタの「JC-1900-4H」は、超厚盛プリントが可能。デモンストレーションでは、ゴッホの「星月夜」をモチーフにした、質感のあるアート作品の連続プリントを行った。

鸿彩は、中国のインクやプリンター関連のブランドで、主にインクでの販売で知られる。またプリンタや印刷機器も販売しており、この日はエプソンの海外向けプリンタ「SC-B9580」や「CS-S9180」などを出品し、デモンストレーションで地図を出力し性能を訴求した。

勝倫科技/高端打印方案供応商は、深圳市のプリント資機材販売代理店。武藤工業の「ExpertJet1682SR PRO」を展示。また中国製の「FORTUNE 7590」は、750㎜ x 900㎜のプリントサイズに対応した産業用フラットベッドUVプリンタ。東芝製ヘッドの「CE4」もしくはリコー「Gen5/Gen6」を採用し、スマホケースや木材、ガラス、セラミックなどの素材に対応する。

Locor(ロコル、楽彩科技)は2005年創業で、中国・河南省鄭州市を拠点とするデジタルプリンティング機器の専門メーカー。大判インクジェットプリンターでは、エコ溶剤やUV、昇華、DTFなど)を製造・販売している。ブランド名「Locor」は国際市場で広く使われている。
「EasyJet1602」はエコソルベント機で、出力幅1600mm(2,050ドル)2万台を販売しており、うち半分が中国での販売。「LC-UV6090」はフラットベッドUVプリンタで、最大出力サイズは600×900㎜。
「DTF LC-A3W」は300mm幅のDTFマシンで3,200ドル。UV-DTFでは「MT-704」が600 mm幅で9,700ドル。
担当者は「DTFは3年前から販売しているが、非常にホットな市場で売れている」と話す。

Sunup ZC INTは広告標識(サイネージ)・3Dプリンティング機器専門のブランド。この日は大型のフラットベッド3Dプリンタでチャンネル文字製作を実演した。看板製作を効率化する目的での導入が進んでおり、折り曲げげなどの技術が不要で、軽く丈夫な文字をつくれるという。

3T(広州模道3T科技)はプリンティング関連のメーカー。UV-DTF「MODAO3T」は、700mm幅で、出力速度は5〜15㎡/h、CMYK + 白 + クリア/接着層を持ち、昨年発売し約100台を販売びしている。価格は58,000元。300mm幅のモデルもある。

中山市泰拓数科技は、デジタルインクジェットプリンタの専門メーカーで、特にDTFプリンタが強み。「TU60E-6」は6ヘッド版約600㎜幅でエプソンヘッド搭載。価格は99,800元。UV-DTF「T3000-UV」はゴールドとクリアのプリントが可能で54,800元。

澳飛揚標識(AORISE)は、広州市を拠点とするサイン業者です。主にアルミニウム合金などの金属サインを一貫して提供している。今回は3Dプリンタを展示しチャンネル文字(看板用の立体文字)の作成を行っていた。
「ML-FDM-M1000」は加工エリアが1000×1000×1000mm、「ML-FDM-G600」が600×600×800㎜。

天工盆子は販売代理店で、カッティングプロッタやラミネーターなど後加工機の販売を行う会社。今回は、グラフテックのカッティングプロッタなどを出品。中国製では「ICO D1600EMTN」を展示。同機は北京ICO科技が製造する1600㎜幅の大型マルチファンクション・ラミネーター(低温ホット&コールド対応)。日本では「ラミーマンIKO-1600EMTN-2」などの表記で輸入販売されている。価格帯は新品で20〜30万円前後(輸入・為替による)。

東莞市鼎峰激光科技は2015年設立のレーザー機器専門メーカー。金属/非金属の彫刻・切断が可能なレーザー加工機を製造・販売しており、この日はCO2レーザーを使った「CO2 Laser Marking / Cutting Machine」でテキスタイルのカットを行っていた。この加工機にはセンサーが付いており、記事の形状やデザインを読み込みながらカットできる。中国以外では米国にも販売している。

三強数控(SANQIANG)は2012年創業の加工機メーカーで、切削機やカッティングプロッタなどを製造・販売している。カッティングプロッタでは自動ナイフチェンジャーと紙詰まり統合機の「S1625」をデモンストレーションしスチレンボードをカットした。サイズは1600✕2500㎜で60,000元。レーザー加工機では「SQ-1390」を展示し、アクリルなどのカットを行った(48,000元)。同社は海外にも輸出しており、米国や中東、ベトナムなどが主な販売先。

高尚機械は、熱転写(熱昇華)プリント機器の専門メーカーで、Tシャツ・布地・広告用の熱転装置やレーザー加工機などもラインアップしている。
この日はレーザーカッター「GS-DFPシリーズ」をデモンストレーション。加工サイズは1,600×1,000㎜で、価格は38,500元。DTG「H4050」はプリントサイズ400×500㎜。

維尓激光科技のレーザー加工機「GH-1390」は最大加工サイズが1,300×900㎜で17000元。200台をすでに販売している。

鄭州六渡機電設備は「automatic mounting&cutting machine」を展示。同機は貼り合わせとカットを最大速度20m/分で行える(9,560ドル)。同社では年間200台を販売している。

Textile-Flex(博众)は、中国浙江省にある主に広告・ディスプレイ業界向けの「デジタルプリント専用特殊布地メーカー・ 許村(Xucun)は中国でも有名なテキスタイルの町で、プリントメディアやバナー布などの生産が集積している。同社では、ダイレクト染昇華や紙転写昇華、UVプリント、ラテックスなど)対応のテキスタイルおよびホームデコレーション用ファブリックをメインに製造・輸出している。2020年代に入ってから、欧米や中東、アジアなどの広告・サイン業界向けに積極的に展示会「FESPA」「APPPEXPO」「Sign China」などへの出展が目立つ。会場ではサンプルブックを配布し、自社メディアを訴求していた。

山東京鵬数もメディアのメーカーで、中国国産メディアの出展が目立った。

広州漢馬自動化控制設備は、光ファイバーレーザー切断機(金属用)やCO2レーザー切断/彫刻機、非金属加工機、最近ではレーザー溶接機や除錆機に強みを持つ。「HM-1310」は、加工サイズが1300x1000mm、価格は23,500元、フィリピンやマレーシア、台湾などへ販売している。

深圳特鎂機電は、レーザー加工機器とCNC機器の専門メーカーで、特にCO2レーザー彫刻/切断機、光ファイバーレーザー切断機、CNCルーター、レーザー溶接機、レーザーマーキング機などに強みがある。価格は13,000ドル。
「T90-L1390」は、加工エリアが1,390×1,390㎜、加工速度はアクリルで20〜30mm/s、木/ MDFで最大15〜20mm/s、このほか革/布地/紙などで高速切断可能で、彫刻の場合は最大速度が1000mm/s(高速モード)。
同社の価格帯はエントリーからミドルクラスで約2.5〜4万元(約45〜75万円)。高出力(130W〜150W)+オプション付き(CCD、自動昇降テーブルなど)で約4〜6万元(約75〜110万円)。

廸迈斯(DMAIS)は、広東省仏山市の柔性材料(ソフト素材)切断機器の専門メーカー。今回はUV-DTF「BF700plus」を出品。同機は主力UV-DTFプリンターのモデルで、600mm幅クラス。搬送付きのカッティングプロッタ「D9」も展示しており、作業エリア2,300×1,600㎜で13,000ドル。
販売の70%は海外で、社員数は50人。

漢牛激光は、広州市のレーザー加工機器の専門メーカー。CO2レーザー加工機「K-1325LYC」を展示。加工エリアが1,300×2,500mmで、150Wクラス(14,200ドル)。「AKC-1325」はCO2レーザー切割機(CO2 laser cutting machine)のハイエンドモデルで500Wのため鉄もカットできる(9800ドル)。

山東大禾機械(DAHE)は、チャンネル文字の折り曲げ機を展示。「9200」がハイエンドモデルで150 mm幅までを加工できる。価格は9,500ドル。加工時間は1つの文字で1分ほど。

智联五金制品は2013年設立。中国広東省東莞市を拠点とする総合広告・五金製品メーカーで、主に金属加工を基盤としたサインや展示・装飾製品を提供している。個の加工技術とLEDライトなどを組み合わせた製品を得意としており、高級感のあるサインが人気。ラインアップは、LED看板、金属発光字(LED Sign Letters / Metal Illuminated Letters)で、店舗看板やブランドロゴ、ホテル・商業施設のサインに活用されている。

LED CHINA
https://www.ledchina.com/en/

【海外レポート①】LED・サイネージ技術展「LED CHINA 2026」 を報告 OOHのディスプレイは薄く・軽く・柔らかく・透明に!

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