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【drupa開催中速報④】大判インクジェットプリンタ各社 ミマキ、キヤノン、武藤工業、エプソン、富士フイルムなど

【2024年6月3日】「drupa 2024」は5月28日~6月7日(金)、ドイツのメッセ・デュッセルドルフで開催されている。

速報④は大判のインクジェットプリンタなどサイン・テキスタイル系マシンを展示したブースを特集する。

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【drupa開催中速報②】デジタル印刷機の大規模ブースに注目 ランダ、コニミノ、富士フイルム、京セラ、理想科学

【drupa開催中速報③】デジタル印刷機で提携のあの企業も ハイデル、キヤノン、エプソン、SCREEN

 

速報④大判プリンタ各社

ミマキエンジニアリング(9)は、同社の大判プリンタを多数展示した。
小型フラットベッド最上位機の「UJF-7151 plusII」は2台を並べ、ロボットアームを間に置き、プリントする素材の載せ換え作業をデモンストレーションした。人手不足の現場を補うプリントの自動化を提案していた。

今年発売のプリント&カットタイプのUV硬化型機「UCJV330-160」。2.5Dプリント、表裏にビジュアルを表現できる5層プリントのサンプルを展示。

フラットベッド UV プリンタ「FX600-2513」は、搭載ヘッド数を大幅に増やすことで、高効率なプリントが可能になり、従来機の約300%の生産性がある。プリント厚は最大60mm。

カッティングプロッタの「CFX-2513」をはじめとする「CFXシリーズ」は、最大速度100cm/s(従来機比2倍)、最大圧力30kg(従来機比6倍)でハイエンドモデルで、その速度をアピールした。

このほか、小型のUVフラットベッド機「UJF-6042 MkII e」を展示。
昇華転写プリントで染めた布からインクを取り除く世界初の技術「ネオクロマトプロセス」も展示した。

キヤノン(8a)は、大判では昨年発売の「Colorado M」シリーズと、同機に「FOTOBA」のカット装置を接続した「 UVgel Print Factory」を紹介した。

最新の「Arizona PRISMAelevate XL」を搭載したフラットベッド ワイド フォーマット プリンタ「Arizona2300 FLXflow」を展示 。厚みの異なる素材を連続してプリントするというデモンストレーションを見せた。

武藤工業(9)は「人と環境にやさしいインクジェット技術」テーマに展示を行った。
目玉は、富士フイルム社の「AQUAFUZE」技術をベースに開発したインクを搭載したプリンタ「HydrAton 1642」の参考出品。

「AQUAFUZE」を用いたインクは、従来技インクでの課題を解決し得る第4の技術として期待されている。水を主成分とする安全性の高い組成、且つ、低臭気という特長を持ち、プライマーやオプティマイザー無しで非浸透メディアをはじめとする多彩な基材に対応する。

また「XpertJet 1682UR」も参考出展。デュアルヘッド1620㎜幅 の Roll to Roll UV インクプリンタで、安全性が高い SVHC フリーUV インク「US61」を採用。1走査で最大5層までの印刷が可能になり、アプリケーションの幅を広げる。

富士フイルム(8b)もウォーターベースUVの「AcuityTriton」を展示。同社がインクを提供し、武藤工業がプリンタの技術を提供して誕生。UVでありながら水性の特性を持つため、においが少なく、安全性が高い。発売は年内をめどにしているという。

「AcuityPeime hybrid」はフェスパで初披露。リジット&ロールの両方にプリントできるハイブリッド方式のプリンタで最大2m幅の素材、または最大4枚のメディアに同時にプリントできる。インクはCMYK、最大出力速度は92㎡/時。

「Acuity hybrid ultraPro」は、3.3m幅。新しいインク シリーズUvijet UHを搭載し、CMYK + LCLM、CMYK + WW、CMYK + LCLM+WW の6チャネル構成から選択できる。
英国で引き合いがあり、アウトドア・インドアのサイネージなどで活用されている。

efi(9)は、超大型プリンタを多数並べて実演した。
「EFI VUTEk X5r」は、32ヘッドで従来機より約30%の高速化を実現。最も早い1パスで751㎡/h、4パスでも251㎡/hの生産速度がある。CMYK+Wにクリアニスを搭載。

「EFI VUTEk Q3h XP」は、UVフラットベッド&ロールプリンタ。3.3m幅で、厚さ最大5㎝のメディアへプリントできる。最大出力サイズは900㎡/h。インクは4色または6色から選択、オプションでは白とクリアのインクがある。液滴は最小で7pL、出力解像度は最大1200 dpi。会場では板紙などへのプリントを見せていた。

「EFI Reggiani ecoTERRA」は、水性顔料捺染システム。最大出力幅は3.4mで、最大出力速度は1時間で228.6㎡。前後工程の処理なしでデジタル捺染プリントが可能になる。

昇華転写プリンタ「EFI VUTEk FabriVU 340i+」(3.4m幅で、1時間で最大480㎡)も展示された。

このほか、シングルパス高速機の「EFI NOZOMI14000 SD」なども展示されていた。
現地には最終日まで日本人スタッフがスタンバイしている。

エプソン(5)は、最新型のサイン用エコソルベントインクジェットプリンタなどを展示した。
エコソルベントのコンセプトモデルは、11色モデルと6色モデルが並べて陳列された。
従来機とはまったく異なるフォルムで、上面がフラットにできており、テーブル的に使用できるというもの。

グッズなどを作成できるA4サイズUV フラットベッド「SC‐V1050」、A3サイズUV フラットベッド「SC‐V2000」なども展示した。

このほか、ポスター用の大判プリンタの「SC-P20500」やオンデマンド デジタル カラー ラベル プリンタ「ColorWorks C8000」、ミニラボ用、小型昇華型プリンタなどを展示。
産業用プリントヘッドでは「D3000」が陳列されていた。

SwissQprint(9)は、同社のハイエンド製品をデモしている。
「Kudu」は、最大出力速度が304 m²/hのUV大判プリンタ。同社のハイエンドモデルで、欧州では多くの会社が導入している。フラットベッドサイズは3240×2030 mm。

「Karibu 2」は、swissQprintのロールtoロールプリンタ。レリーフやバーニッシュ、ネオンプリントなどの用途に対応し、特許取得済みのワンタッチバキュームと内蔵メッシュキットを搭載している。

「Nyala」は、シリーズで9年連続総クラスの欧州1位の人気を誇るマシン。フラットベッド3.2×2 mで、206m²/hの出力速度がある。

swissQprintのオリジナルモデルである「Oryx」「Impala」「Nyala」は、現在第4世代。すべてのプリンタはモジュラー形式であるため、さまざまな要求に対して適切なソリューションを構成できるという。

Hanglory(8b)は「Handtop」ブランドの大判プリンタを陳列。
「HandTop-HTA2500 ROBO」は、完全自動生産が可能なインクジェットプリンタで、給排紙機構がプリンタの前後についている。最大出力速度は312 ㎡/h、最大出力解像度は363✕3600dpi。

ダースト(16)は、ALEPHブランドの「LF600」にFOTBAのXYカッターを接続プリントから断裁までを実演した。 

「P5 350 SMP」は3.5m幅で給紙から排紙までを自動化、最大印刷2000㎡/時。

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