【2020年10月2日】オンライン展示会「JIVM2020_Fall」が昨日10月1日、開幕した。
主催は大野インクジェットコンサルティング。
「JIVM2020」はOIJCのサイトを使ったバーチャル空間の印刷資機材展。第1期が6月1日に開幕し、7月31日まで開催された。
内容は、各社ブース(サイト内のページ)での動画配信や資料配布に加え、出展者や識者によるウェブセミナーが行われ、出展社数は100社以上、訪問者数は67,000人を超えた。
第2期となる「JIVM2020 Fall」は、10月1日(木)~11月30日(火)まで開催する。
大野代表は初日のあいさつで以下のように述べた。
秋バージョンでは現在、セミナーのエントリーが31セッション。10月よりも、11月に多くのセミナーを行う予定だ。
第1期の開催で得た数字から今後何をやればいいかは、おおむね分かった。これを活用し、インクジェット(IJ)コミュニティーの形成に役立てたい。
IJコミュニティーは、これまで日本にないものだ。従来あったのは、学会のみで、これ以外でIJの関係者が集まる場所はなかった。私はビジネス系の集まりを形成したいと思っている。
今回行う第2期のセミナーでは、IJの歴史を振り返りたい。
IJ黎明期を支えた引退後のプレイヤーに、時効になった裏話を含めて当時のことを語ってもらう企画を立てている。これにより、現役のプレイヤーが知らないあの頃の話を伝えたいと思う。
もう一つは、タブーに挑戦するということ。
日本ではこれまでタブーとされ、公然と行うことができなかった議論をしてみたいし、それが必要と感じている。テーマは以下のようなものになる。
「サーマル対ピエゾ」
「価格比較(地域差・メーカー間:インクは欧州が安いのはなぜか?など)
「性能比較」
「純正インクはベストか」
「サービスマンの知識は?」
など本当に知りたいことを並べて議論する。
多くの参加を得て、IJ業界の健全な発展にご協力いただきたい。
目玉となる「時効トーク:インクジェット三国志(1)」は10月12日(月)午後4時から開催する。
内容は今から20年ほど前の産業用インクジェットの黎明期について、事業・技術開発に関わったXAARライセンシー3社のキーマンが、歴史の原点を振り返る。
パネリスト:
田沼千秋氏(元東芝TEC・法政大学教授)
橘正夫(元セイコープリンテック)
大野彰得氏(元コニカミノルタ)
ゲスト:
外山栄一氏(当時日立工機・現リコー)
インクジェット三国志 10月12日(月)午後4時
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_R7G0P-7mSOaNACrgOlm80g
このほかにも、「時効トーク 今だから実名で話せる『あの話』『例の件の裏話』」「時効トーク ヘッド開発自慢話裏話(笑)」など、他ではできないセッションが行われる予定。
JIVM2020_Fallウェビナースケジュール(決定したセッションのみ)
https://ohno-inkjet.com/?page_id=29708
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