【2020年1月23日】「PrintDoors2020 第56回 光文堂新春機材展」が1月22日、愛知県の名古屋市吹上ホールで開幕した。開催は明日23日(水)まで。
同時開催は、印刷ビジネス交流会コーナー「コラボレーション展」で、光文堂ユーザーの印刷会社各社が自社のサービスを紹介した。
同機材展は、光文堂が毎年この時期に開催している中部地方最大級の印刷機材総合展。毎年、ポストプレスからプリプレスまで、資機材や技術、サービスなどが多数展示される。
今回のテーマは、光文堂の全社スローガンは「戦いを超えていく」に合わせて、「超戦」としており、課題解決につながる内容を多く集積した。
初日から東海地区はもちろん関東など他地区からも来場者があり、期間中の来場者は8000人を見込む。
プリント&プロモーションでは、デジタル印刷関連を中心に、同展示会の速報を豊富な写真とともにお届けする。
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主催者の光文堂は、デジタルプリントと加工関連機器を中心に、多くの製品を展示した。
コニカミノルタのラベル印刷機「AccurioLabel230」は、昨年発売の製品。用紙の送り出し部分にコンプレッサーが付き、さらに蛇行補正機能が搭載されたため、用紙のセットが簡単になっている。
この後加工機となる「KBD Pro-vision330RⅡ」は、毎分最大30mの加工速度がある。刃型を必要としないため、デジタル印刷機の得意とする少量プリントの抜き加工に適している。シートタイプの「KBD Pro-vision 340SⅡ」も展示あり。
デジタルスポットニス・箔コーター「KBDきらり」は、インクジェットで箔とニス加工が可能な加飾用機器。必要な部分だけに版なしで加飾できる。すでに1台導入されている。
このほか、デジタルシートカッターの大型機「KBD ValueSheeter1400」も展示している。
富士ゼロックスは「Iridesse Production Press」を展示。同機の金銀をプリントできる機能で、カレンダーを出力している。他の展示品では「DocuColor 7171P」で実演を行っている。
コニカミノルタは光文堂ブースでの展示のほか、自社ブースでは「AccurioJet KM-1」をモックとプロジェクションマッピングで紹介した。
また「AccurioPress6120」は実機展示。同機は検査装置「IQ-501」を標準装備しており、デジタル印刷での機上検品を実現している。
リコージャパンの「Pro C7210sv」は、5色目を搭載できるトナープリンタ。5色目にホワイトを踏査すれば透明素材へのプリントが可能。また、メディアではユポ(指定推奨)や不織布への出力にも対応している。
同社では、プロジェクターを使い動画を放映できる「プロジェクションバナー」も出品した。価格は約20万円(プロジェクター別売り)。
岩崎通信機の「Label Meister EM-250W」は、デジタルラベル印刷機。UVインクを使ったプリントで、毎分最大50mの出力速度がある。
デュプロは、自社製品に加え、関連各社の製品を展示している。
OKIデータのラベル印刷機「PRO1050」は、卓上サイズのロールtoロールタイプ。トナーが結露に強いためビールメーカーなどで採用がある。また 、アルコールにも強く試薬の生産現場でも採用があるという。
太陽機械製作所の「オリンガー」は超小型で、ごく少量から圧着はガキを作成できる。
印刷後にのり塗布により圧着を実現するため、フルカラー印刷に対応する。1日の作成数は最大で約2000枚で、価格は300万円。
展示会・講演・併催イベントの内容などは以下から
http://www.kobundo.co.jp/event/event_index.html
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