【2025年6月16日】大日本印刷(DNP)が本社敷地内で進める都市緑化プロジェクト「市谷の杜」が、第33回地球環境大賞において「特別賞」を受賞した。
表彰式は4月7日、東京都港区の明治記念館で開催され、秋篠宮皇嗣同妃両殿下も臨席した。
DNPは東京都新宿区の市谷地区で再開発を進める中、敷地の約3割に当たる15,000㎡を緑地化。「市谷の杜」は、かつてこの地に広がっていた武蔵野の雑木林を再現するかたちで在来種を中心に植生を構成しており、生物多様性への配慮と都市防災機能の両立を図っている。
社員による日常的な「気づき記録」に基づく維持管理も行っており、地域住民からも親しまれる緑地として根付いている。
DNPは、気候変動を含む地球環境問題への対応を重要な経営課題に掲げており、2020年には「DNPグループ環境ビジョン2050」を策定。「脱炭素社会」「循環型社会」「自然共生社会」の実現を目指してきた。2023年度にはすべての環境指標で目標を達成しており、温室効果ガス排出量については2030年度目標を前倒しで達成する見通しだという。
今回の受賞は、同社にとって地球環境大賞での5回目の受賞となる。過去には1995年に通産大臣賞、2005年に環境大臣賞、2017年に経団連会長賞、2019年には最上位である大賞を受賞している。
この取り組みは、6月14日(土)午後1時30分からフジテレビ(関東限定)、6月29日(日)午後5時からBSフジ(全国)で放送予定の「地球環境大賞2025」特別番組で紹介される。
また、6月30日(月)からは産経新聞社の特設サイトで紹介動画も公開される予定。
産経新聞社の特設サイト
https://www.sankei-award.jp/eco/
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