【2023年11月22日】パテント・リザルトが発表した「精密機器業界 特許資産規模ランキング」で、上位をプリンティング関連企業が占めた。
「精密機器業界 特許資産規模ランキング2023」は、「精密機器業界」の特許を対象に、各社が保有する特許資産を質と量の両面から総合評価したもの。
2022年4月1日から2023年3月末までの1年間に登録された特許を対象に、個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」を用いた評価を行い、企業ごとに総合得点を集計している。
集計の結果、1位 はキヤノン、2位リコー、3位大日本印刷となった。
1位 キヤノンの注目度の高い特許には「アクセスポイント及び局を備えるワイヤレスネットワークにおける、ワイヤレス通信の改善技術」や「現像ユニットが着脱可能に構成されたカートリッジ及び画像形成装置」に関する技術が挙げられる。
前者の技術は、韓国、中国、欧州特許庁、アメリカへの出願もみられる。
2位 リコーは「複数の電源から複数の熱源を点灯制御する際、安定した点灯制御が実現可能となる加熱制御装置」や「室内光および屋外光両光源/照度において、高い発電力を示す光電変換素子」に関する技術などが注目される。
3位 大日本印刷の注目度の高い特許には「高温多湿の過酷な環境下で長期使用にも耐えうる耐候性を備えるポリエチレン系の封止材シート」や「有機EL表示装置などに用いられる蒸着マスクの製造に適した金属板」などが注目された。
このほか、4位 セイコーエプソンは「インクカートリッジ等の液体収容容器おいて、端子間の短絡の発生を検出可能なデバイス」、5位 コニカミノルタは「血流解析画像を得ることのできる動態画像解析装置」など。
ランキングデータ「精密機器 特許資産規模ランキング2023」は価格50,000円(税別)。
申し込みは以下から
https://www.patentresult.co.jp/news/2023/11/precision.html
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