【2023年8月18日】大日本印刷(DNP)は、XR(Extended Reality)のスタートアップのハコスコが発行する株式の51%を取得してグループ会社とした。
DNPグループが推進する「XRコミュニケーション」事業の強化をはじめ、ハコスコのアジャイルな事業開発力、XR・ブレインテック業界におけるブランドや共創ネットワークを活用し、新規事業の創出を推進していく。
ハコスコは、メタバースの構築・運用や基盤開発に加え、脳科学とテクノロジーを組み合わせたブレインテック事業でも強みと実績を持ち、XR事業とブレインテック事業を展開する実験カンパニー。
一方のDNPは、2023年5月に新中期経営計画で、注力事業領域の新規事業に「コンテンツ・XRコミュニケーション関連」を掲げ、積極的な投資を進め、2025年度にはこの事業の売上を2022年度比で2倍超の成長を目指すとしている。
今回、ハコスコをDNPグループに迎えることで、XRコミュニケーション事業の拡大を促進するとともに、スマートコミュニケーション分野での新規事業創出を目指す。
両社での取り組みは、「メタストア」を活用したメタバース構築・運用支援の強化や、技術開発力の掛け合わせによるシナジーの創出、新事業領域の開拓など。
今後、DNPとハコスコは、両社の強み・ノウハウ・ネットワークを活かし、メタバースの構築支援をはじめとする「XRコミュニケーション事業」の拡大を目指す。
また、ハコスコのアジャイルな事業開発力や幅広いネットワーク力をDNPグループとして活用していくことで、多様な人材とともに価値を創造し、未来のあたりまえをつくる継続的なイノベーションの創出に取り組んでいく。
XRコミュニケーション事業について
https://www.dnp.co.jp/biz/solution/products/media.html
ハコスコメタバースオフィス
https://space.hacosco.com/hacosco/
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