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毎日新聞社 多色刷り版画「錦絵新聞」を「毎日フォトバンク」とDNP子会社運営の「Image Archives」で公開


【2022年4月12日】毎日新聞社は4月11日、自社で所蔵する明治初期の多色刷り版画「錦絵新聞」を、日本最大規模のデジタル写真データベース「毎日フォトバンク」で公開し、提供するサービスを開始した。

また、大日本印刷(DNP)の100%子会社、DNPアートコミュニケーションズが運営する美術と歴史専門の画像貸し出しサービス「Image Archives(イメージアーカイブ)」内にも「毎日新聞社イメージアーカイブ」を開設し、「錦絵新聞」の提供を開始した。

錦絵新聞は1874年(明治7年)後半から1877年(同10年)ごろにかけて発行された多色刷りの浮世絵。
人々の関心の高い殺人事件や情痴、珍聞・奇話などの新聞記事をもとに浮世絵師が絵を描き、簡単な解説文を添えた一枚刷りで、毎日新聞の前身「東京日日新聞」の創刊者の一人だった浮世絵師・落合芳幾が手がけたものが始まりと言われている。

当時のニューメディアだった新聞と色鮮やかな浮世絵が結びついた錦絵新聞は、ビジュアルで分かりやすく、かな文字が読めるか読めないかという人でも楽しめたため、知識人向けで漢文調の文章でつづられていた「東京日日新聞」本紙よりよく売れたとも伝わっている。

今回、第1弾として公開したのは、大正から昭和初期にかけて記者として活躍し、後に近衛文麿の特別秘書も務めたOBの新屋茂樹氏(1886~1946年)が収集し、遺族が毎日新聞社に寄贈したコレクション「新屋文庫」のおよそ700点ある錦絵・錦絵新聞。このうち、東京日日新聞をもとにした錦絵新聞224点のデジタルデータです。各種メディアや美術館などに幅広くご利用いただくことを想定している。

今後、明治初期の東京銀座通りや内国勧業博覧会を描いた錦絵なども公開していく予定。

毎日フォトバンクでは、「東京日日新聞」として創刊され150年を迎えた同紙の紙面や写真、図表を所蔵しており、その一部をデジタル化して約112万枚収録した写真データベース。また内容は有料で提供している。

「毎日フォトバンク」(毎日新聞社)
https://photobank.mainichi.co.jp/

「Image Archives(イメージアーカイブ)」(DNPアートコミュニケーションズ)
https://images.dnpartcom.jp/

創刊150年特設サイト
https://www.mainichi.co.jp/150th/

 


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