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DMM.comとミマキが3Dプリントでコンペ「DMM.make × Mimaki Clear3D Print Contest」 受賞作品が決定 最優秀賞は樋口義幸氏の触れるNFTアート

【2022年10月21日】DMM.comが展開するDMM.make 3Dプリント事業はこのほど、ミマキエンジニアリングと共同で開催した「DMM.make × Mimaki Clear3D Print Contest」の、受賞作品が決定した。

ミマキエンジニアリング透明素材が活かされた実用品およびアート作品の中から、5名の作品に各賞が送られ、最優秀賞は、樋口義幸氏の触れるNFTアート「ペンギ・バースとマンタ・ループ」に決定した。

「DMM.make × Mimaki Clear 3D Print Contest」は、3Dプリント技術と市場の発展に貢献していくとともに、ものづくりの可能性を広げることを目的に、DMMとミマキで共同開催したコンテスト。
「透明を現す」をテーマとした今回のコンテストは、2022年7月28日の募集開始から10月11日の審査を経て、10月14日に結果発表と表彰式がDMM.make AKIBAで開かれました。
すべての応募作品は、エントリー時に提出された3Dデータを元に1,000万色以上のフルカラー造形が可能なミマキのUV硬化インクジェット方式フルカラー3Dプリンタ「3DUJ-553」と、ガラスやアクリルのような透明感を表現できるピュアクリアインク「MH-110PCL」で造形した。
表書式では、造形物の透明感を審査ポイントとして、DMM.com(DMM.make 3Dプリント事業部)、プンクト、吉本アートファクトリー、ミマキエンジニアリングの審査員4名によって選ばれた、5名の作品に各賞が贈られた。

コンテストの概要
https://lp.make.dmm.com/makemimaki_contest

 

受賞作品

【最優秀賞】
名前︓樋口義幸氏
作品名︓「ペンギ・バースとマンタ・ループ」
作品の特⻑と受賞のポイント︓フルカラー3Dプリンタとクリアインクを利用したゾートロープ(回転のぞき絵)で、水の表現が秀逸。造形物の表現だけでなく、スマホアプリを使った鑑
賞方法が用意されている点にも優れたアイデアが感じられる作品。

【優秀賞】
名前︓小林武人さん
作品名︓「WOOOZ」「水龍の目覚め」
作品の特⻑と受賞のポイント︓造形力や表現力に優れ、2Dでは再現できない3Dプリンタならではのアート作品で、水のきれいな透明感がすばらしい。デザインや発色など、3Dプリンタの使い方を熟知しており、2つの応募作品を合わせて優秀賞を受賞。



名前
:渡邉陽太郎さん
作品名:「晴れの日、 雨の日」 ドリンクカップ
作品の特⻑と受賞のポイント:グラスの厚み部分にフルカラーでさまざまな景色が造形されたグラスで、温かさやほのぼの感を感じさせる作品。上や横など角度を変えて鑑賞でき、手前と奥のイラストが重なり合って背景が表現されている。

DMM賞
名前:今津敬済さん
作品名:世界最小のモノレール模型
作品の特⻑と受賞のポイント︓これまでの限界とされていた1/150をさらに小型化した1/220サイズのモノレール模型作品。座席などの内装部分をクリアインクで埋めることで、極小型の模型を壊れることなく造形している。

ミマキ賞
名前:⻑村英俊さん
作品名:x, y, t
作品の特⻑と受賞のポイント:イスラム建築をモチーフとしたセルオートマトン(数学的な
生物のシミュレーション手法)の造形作品。二次元のコンピュータシミュレーションに時間軸
を与えて、x軸、y軸、t軸の三次元プリントされたものを表現している。

審査員 コメント

DMM.com(DMM.make 3Dプリント)
自分の想像力を搔き立てるような作品がたくさんあり、私自身、学びが非常にあって成⻑を感じられるようなコンテストでした。事業としても新しいヒントをたくさん得られましたので、
是非今後のDMMとミマキさんに注目いただければと思います。

ミマキエンジニアリング
ピュアクリアインクを新しく出しましたが、インクを出しただけでは何も売り物にはならないため、とても有意義なコンテストだったと思います。我々だけでは、みなさんのようなアイデアはなかなか出ないですし、これが実際にモノになって世の中にでていけば、コンテストを企画した意味があると思っております。

プンクト 金子将久氏
3Dプリンティングするためには、まず最初に3Dデータを作るという大きなハードルがあり、なおかつフルカラーの場合は,、色やクリアの部分の設定なども必要になるため、簡単にものを作れるわけではないと思います。ただ、みなさんのように新しいアイデアやチャレンジ精神を持っている方々が、どんどん挑戦してもらうことで、ものづくりの世界を少しずつ広げていってくれたら嬉しいです。

吉本アートファクトリー 吉本大輝氏
私だけでは思いつかないアイデアをみなさんお持ちで、フルカラー3Dプリンタの可能性を感じました。通常のプリンタに比べたらまだまだ認知度は低いですが、できることの幅はすごく広がると思うので、今後間違いなくフルカラー3Dプリンタがプリンタの中でも覇権をとっていくのではないかと期待しております。今後も是非楽しんで、作品作りに励んでください。

ミマキエンジニアリング
企業・IRサイト
https://ir.mimaki.com/

製品サイト
https://japan.mimaki.com/

DMM.make 3Dプリント
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