【2016年6月23日】キヤノンは6月下旬、大判インクジェットプリンター「imagePROGRAF(イメージプログラフ)」の新製品として、12 色インクモデル「PRO-4000/PRO-2000」、8 色インクモデル「PRO-6000S/PRO-4000S」の計4 機種を発売する。
新製品はいずれもインクジェットのコア技術を刷新している。
新開発顔料インク「LUCIA(ルシア)PRO」は、優れた発色性を実現。色材をカプセル化することで、用紙上に色材が高密度に配置され、発色性が向上した。印字表面の平滑性が増し、散乱光が抑制されることにより、光沢性が向上し、色鮮やかで透明感のあるプリントを実現する。
このほか、新画像処理エンジン「L-COA(エルコア) PRO」や、新開発プリントヘッドを搭載。フレームも新開発の高剛性タイプを新開発し、写真やプルーフ(色校正)、ポスターなどの高画質プリントを実現した。
「PRO-2000」
本体サイズは幅を従来機種から約30cm削減したことで、省スペース化。
併せて発売されるロール紙「耐水ポスター合成紙(マット)」を使用することで、色鮮やかで耐候性に優れた屋外掲示用ポスターを作成できる。
新製品の4機種とA2対応の「PRO-1000」(2016 年2 月発売)を合わせて、60 インチ(紙幅1,524mm)からA2 まで、多様な用紙サイズをラインアップ。「imagePROGRAF PRO」シリーズを構築することで、グラフィックアート市場の幅広いニーズに応える。
価格は以下の通り。
imagePROGRAF PRO-4000 72 万8,000
imagePROGRAF PRO-2000 37 万8,000 円
imagePROGRAF PRO-6000S 159 万8,000 円
imagePROGRAF PRO-4000S 62 万8,000 円
生産台数は1カ月2,000 台。
問い合わせはキヤノンお客様相談センター(☎050-555-90063)まで。
製品リリース
http://cweb.canon.jp/newsrelease/2016-06/pr-pro4000.html
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