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富士フイルムBI 印刷生産管理業務をAIで自動化 クラウドサービス提供開始

【2026年3月12日】富士フイルムビジネスイノベーションは3月11日、印刷会社の生産管理業務をAIで支援するクラウドサービス「Revoria Cloud Production」の提供を開始した。受注情報を基に製造仕様の作成や生産工程設計を自動化し、生産管理部門の業務効率化を図る。

同サービスは受注情報を取り込み、AIが最適な製造仕様と生産工程を自動作成して提示する。過去の類似案件データや典型的な品目情報を参照しながら仕様候補を提示することで、仕様検討や確認作業の負担を軽減する。

また、同社の製版ワークフローシステム「Revoria XMF PressReady」や「FUJIFILM WORKFLOW XMF」とオンラインで連携することで、プリフライトや面付けなどの設定情報をまとめた製版ジョブチケットを自動作成し、ワークフローへ送信できる。これにより人手による情報伝達を減らし、伝達ミスや生産ロスの削減につなげる。

近年、印刷会社では小ロット印刷の増加により、営業部門から生産管理部門へ引き継がれる受注情報の処理件数が増加している。営業担当者の知識や経験の差により、受注内容の確認作業が発生するケースも多く、生産管理部門の負担増加につながっている。また、製造仕様の作成や生産工程の設計、プリフライト、面付けなどの工程は専門知識が必要で、熟練作業者への依存が課題となっている。

サービスは、受注情報の取り込みや仕様作成を行う「ジョブビルダー」と、外部システムとの連携を行う「エッジサービス」で構成する。経営管理システム(MIS)からCSV形式で出力された受注情報を取り込み、製造仕様や工程設計を作成してMISへ出力するなど、双方向のデータ連携にも対応する。

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