【2020年9月25日】「Formnext Forum Tokyo 2020(フォームネクストフォーラム東京2020)」が9月24日(木)、東京都の都立産業貿易センター浜松町館で開幕。今日、25日午後5時まで開催されている。
主催はメッセフランクフルト。
「Formnext」は、加工技術、3Dプリンティングなどのアディティブマニュファクチャリング(AM /積層造形)を中心とした、最先端の技術が集う国際見本市。
ドイツ、フランクフルトで毎年開催されており、2015年から開催し、急成長している。
日本では、「Formnext Forum Tokyo 2019」として、2019年9月に初めて独自で展示とカンファレンス・セミナーを行い好評だった。
今回、展示エリアを拡大して、29社が出展している。
また、国内外から多彩な講師を招いてのカンファレンス、セミナーなど、多彩な方法で来場者にアプローチする。
プリント&プロモーションでは出品された3Dプリンタを中心に紹介する。
エス.ラボは、大型3Dプリンタ「GEM550D」をデモンストレーションしている。
ペレット方式を採用しており、融点が350度以下の素材であれば、ユーザーが使用したい素材をペレットにして造形できるという。
サンプルではジルコニアをペレットにして造形した製品も展示している。
ホッティーポリマーは、透明樹脂を積層できる「German RepRap L320」を展示している。
「German RepRap L320」はLAM(液体積層造形法)をもちいた3Dプリンタ。絵を描くようにシリコーンを積層できるため、手のひらサイズの薄い造形物であれば10分弱で完成 する。
透明な物品の積層ができるため、特に医療健康器具の試作で採用されているという。
シーフォースは、伊・DWSの3Dプリンタを出品。同社の製品は同クラスでは低価格でありながら、高性能であることをセールスポイントにしている。ガルバノスキャナー方式、DLPプロジェクター方式、プロッタータイプなど、ユーザーの用途に合わせて製品を提供できる。
また、自社のレーザー加工機「LasoX」シリーズも展示している。
担当者は「国内製品であるため、安価でありながら手厚いサポートを行える」と話す。
イグアスはXYZプリンティングの「PartPro120xP」「PartPro150xP」を中心展示している。
「PartPro120xP」はDLP方式、「PartPro150xP」はSLA方式で、いずれも従来機より造形速度を向上している。
久宝金属製作所は、「Qholia」をPRした。
「Qholia」は32万円という低価格でありながら、正確な立体造形が可能。また、コンパクトなサイズだが、高さ30㎝までの造形ができる。
イベント名称 Formnext Forum Tokyo 2020 / フォームネクストフォーラム 東京 2020
会期・時間 9月24日(木)~25日(金) 10:00-17:00
会場 東京都立産業貿易センター 浜松町館(東京都港区海岸1-7-1)
詳細・登録は以下から
https://formnextforum.jp.messefrankfurt.com/tokyo/ja/planning-preparation/visitors.html
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