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【IGAS2018】SCREEN GAとMTJN デジタル印刷機「商印」「トランザクション」「ラベル」など多数

【2018年6月27日】SCREENグラフィックソリューションズ(SCREEN GA)とメディアテクノロジージャパン(MTJN)は6月26日、江東区のメディアテクノロジージャパン本社で、セミナー「PreIGAS」を開催した。同セミナーでは、両社のユーザーによる導入日本最大の印刷機材展「IGAS2018」の出展概要を発表した(ブース東2ホール2-1)

同社では「IGAS2018」のテーマを「Digital Everywhere! ~デジタル印刷で世界が変わる。SCREENが変える。~」とし、印刷工程での「スマートファクトリー化」などを提案する。

SCREENグラフィックソリューションズ(SCREEN GA)とメディアテクノロジージャパン(MTJN)

ブースは、ソリューション別に「商業印刷」「トランザクション・DM」「ラベル」「CTP」「CMS/校正」「サイン・POP」「ワークフロー」「付加価値」「サポート」のコーナーを設ける。

メイン展示は「TruePressJet520HD」をデモンストレーション。「SCインク」を使用し、オフセットコート紙への直接印刷を行う。同機は1200×600dpiで毎分75m、6色対応で広い色域も特長。今回は自社の製品カタログもその場で印刷し、サンプルを配布する。
同機は2015年から約40社で導入されている。

SCREENグラフィックソリューションズ(SCREEN GA)とメディアテクノロジージャパン(MTJN)

「トランザクション」では「「TruePressJet520NX」を出品。同機は5色目のヘッドに特殊インクを搭載、「磁気」や「インビジブルインク」といったセキュリティー用途で活用できる。
ブースでは、検査装置の「JetInspection」と後加工機「TECNAU Ctu&Stack」カット&スタックで全品検査後に加工も行う。

SCREENグラフィックソリューションズ(SCREEN GA)とメディアテクノロジージャパン(MTJN)

「ラベルソリューション」では「TruePressJet350UV+LM」で白インクを使ったラベルを印刷。カルテスのレーザーダイカット装置で抜き加工も行う。

このほか、プルーフ用インクジェットプリンタ「Proof Jet F780 MARKⅡ」は、今年追加したインク「蛍光ピンク」をPRする。

同社はSmart Factory Zoneに参画し、期間中5セッションのセミナーを企画する。

 

参加は無料で事前登録制。
問い合わせは、SCREENグラフィックソリューションズ(☎075-414-7610)まで。

 

MTJN木谷社長

メディアテクノロジージャパンの木谷活社長は「当社のデジタル印刷機は世界で100セット以上導入されており、80セットがコート紙対応。欧州ではブックソリューションや時刻表でも活用されている。国内ではブックソリューションという形はまだ少ないので、この機会にさらに広めていきたい」と述べた。

この日は「廣済堂が描くこれからの印刷事業について」のテーマで廣済堂印刷再構築推進室の林太一室長が、また「SCODIXの国内印刷物 成功事例紹介」のテーマでSCODIX JAPANの杉山伸一社長、将之助商店の杉山政将之助社長が事例報告を行った。

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