【2017年7月6日】日本印刷技術協会(JAGAT)は8月24(木)、25日(金)の両日、東京都杉並区のJAGAT東京本社で、「JAGAT Summer Fes 2017(夏フェス)」を開催する。
このイベントはJAGATの創立50周年を記念し、今年初めて開催するもの。
初回はテーマを「デジタル印刷とマーケティングの可能性」とし、両日、特別講演、カンファレンス、セミナーとともに、JAGAT本社を有効活用したワークショップやスポンサー企業・会員企業の製品展示のほか、バーベキューパーティーも行う。
セミナー開催中は、別室に休憩室を設け、軽食スペースを用意。バーベキューパーティーは、初日の夕方から開催し、ビールなどの提供もあるという。
参加費は会員・非会員にかかわらずすべて無料。セミナーやバーベキューパーティーへの参加は事前登録が必要で、近日中に専用サイトをオープンする。登録開始は7月14日(金)を予定している。
展示会の観覧に関しては、事前登録の必要はない。
JAGATでは、来場者には同協会会員やメーカーといった従来の印刷関係者に加え、ブランドオーナーやクライアントも呼び込む。
さらにデジタリアンと呼ばれるWebマーケティングやシステム構築に精通した層へも訴求を行い、「紙とデジタルを結び付けたマーケティングのきっかけづくりにしたい」としている。
同協会では想定来場者数を約1000人としており、このイベントの定番化も見据える。
「JAGAT Summer Fes 2017」(夏フェス)
日時 8月24(木)、25日(金)午前10時~
場所 JAGAT東京本社(東京都杉並区和田1-29-11)
主催 公益社団法人日本印刷技術協会(JAGAT)
夏フェス特設ページ
http://summerfes.jagat.or.jp/sponsorsession.html
当協会は50周年を迎えて、例年にはないことをできるだけ行うことにし、夏フェスを企画した。夏フェスではいつものセミナーなどと異なり、JAGATをより近しく感じていただこうと思っている。
JAGATの50周年。前半25年の課題は、技術を高めていく中で、いかに次の技術に乗り換えていくのかということだった。後半の25年は、変わっていく市場に対して各社がどのような存在となり、何をできるのかということが課題となった。
そのような中でセミナーも、画一的でなくテイラーメードのような内容が増えている。
「夏フェス」では、会員企業各社が相談をより気軽にできるよう、JAGATの親しみやすい面を見せる内容としたい。
50年前に活字を脱出しようというところから始まったJAGATは、CEPSや電算写植で時代の波に乗った。しかし、CEPSや電算写植の時代は、長いようで短かった。一方、DTPはびっくりするほどその時代が長く、この先も続くものとなった。
DTPはもはや、デジタルマーケティングの中で一つのメディアとなっている。
そこで、50周年で会員で経営者だけでなく現場の社員の方にも来ていただける場を提供するとともに、デジタリアンを招くイベントとして「夏フェス」を計画した。
デジタリアンへ紙の良さを訴求できるという感触をつかめれば「page」も同じ方向性にしていきたいと思う。
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