【2026年1月7日】ローランド ディー ジーは1月7日、Direct To Film転写プリンタ「TY-300」の白インク搭載量を従来比2倍とするなどの機能を強化した。
これにより、ワークフローの効率化と印刷品質の安定性向上を図り、アパレル分野を中心とした出力ビジネスへの対応力を高めた。

「TY-300」は、DTF転写方式により複雑なデザインを布地へ転写できるプリンタで、綿やポリエステル、ナイロンなど多様な素材に対応する。2024年9月の発売以降、DTF市場における標準機として位置付けられてきた。
今回の更新では、下地印刷に使用する白インクのスロットを増設し、4本搭載を可能とした。
インク切り替えシステムの導入により、交換作業の負荷を抑えつつ、インク切れによる出力停止を最小限に抑制する。これにより、長時間の連続稼働時に発生しやすい印刷ムラや品質低下の抑制につなげた。
あわせて、新たな印刷プロファイルを用意し、使用環境やメディアの違いによるスジやムラの発生を低減した。サードパーティ製メディアを含め、安定した印刷品質の確保を図っている。
新開発プリントヘッドや独自の色再現設定「True Rich Color」、Productionモードで毎時10.9㎡の生産性など、従来機の基本性能は継承した。洗濯堅牢度やメンテナンス性にも配慮し、国際的な繊維製品安全規格であるエコテックス エコパスポートの認証も取得している。
標準価格は198万円。
ローランド ディー ジーは、オンデマンド生産の需要拡大を背景に、DTF転写市場での競争力強化を進めるとしている。
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